ときに役立つ情報を紹介します。
クレジットカードの場合、サービスの主体はショッピング等の「カードによるキャッシュレス支払い」ですが、「キャッシングリボ」でお金借りることも可能です。
クレジットカードでお金を借りるには、次のことを理解しておく必要があります。
- 金利手数料
- 審査
- 借り入れの方法
実際にクレジットカードキャッシングの利用者の口コミも参考にし、メリット・デメリットについても調査しました。
また、お金借りる方法ならカードローンもおすすめです。キャッシング専用のカードなので、金利が低くお得にお金を借りることができます。
クレジットカードのキャッシングでお金借りるシーンとで比較をして解説します。
ぜひ最後まで読んでみてください。
クレジットカードってどんなカード?
一般的にクレジットカードの便利な点は、「普段の支払いをカード決済にして毎月の支払いを一括払いできる」点です。
今ではクレジットカードさえ持っていれば、街の多くの店舗でサービスが使えます。次のような場所で利用できます。
- デパート、ショッピングモール
- コンビニエンスストア
- スーパーマーケット
- ガソリンスタンド
- ドラッグストア
- 飲食店
- 大規模病院
また、店舗以外の決済にもクレジットカードが利用できます。
- 電気料金
- ガス料金
- 携帯電話料金
- 税金納付(一部
- タクシーの利用代金
- ネットショップ(ECサイト)
最近では、カードに付いている「ICチップ」を使って「Visaのタッチ決済」「Mastercard®コンタクトレスなどのタッチ決済」という新しい方法が利用できるようになってきました。これにより、「より便利に素早く」決済が可能になっています。
クレジット会社名一覧
日本でよく利用されているクレジット会社は次のとおりです。
- VISA
- マスターカード
- JCB
これらの会社は世界的に利用されている会社で海外でも利用されているクレジット会社です。
クレジット会社と提携しているカードは?
実際に発行されているクレジットカードは、クレジット会社が発行しているのではなく、大手企業や金融機関系の会社がクレジット会社と提携をして発行しています。
当編集部が独自に調査してわかっただけでも、50種類以上のブランドがあります。
クレジットカードブランド一覧 | |||
---|---|---|---|
三井住友カード | セゾンカード | ||
楽天カード | ニコス | ||
出光クレジット | イオンカード | ||
オリコ | 新生銀行 | ||
ゼロファースト | アプラス | CFJ | |
ディック | アイク | ユニマット | ライフ |
ポケットカード | トヨタファイマンス | ワイジェイカード | ケーシーカード |
国内信販 | ベルーナノーティス | エムアイカード | シティックスカード |
りそなカード | セゾンファンディックス | ジャックス | ビューカード |
UCF | さくらカード | 全日信販 | AJカード |
オリックス・クレジット | しんきんカード | GCカード | GEカード |
NTTグループカード | ほくせん | GCカード | GEカード |
日専連 | 東武カードビジネス | アメックス | モデルクレジット |
SCカード | サンステージ | イズミヤカード | アエル |
セブンCS | セブンカードサービス | アイワイカード | 高島屋クレジット |
これらのカードのブランド会社が、VISA・マスターカード・JCBなどと提携をしてカード発行をしています。
クレカでキャッシングもできる
解説したように、クレジットカードはそもそも「キャッシュレス推進」に利用できるサービスなのですが、世の中ではすべての支払いにカードが使えるわけではありません。
中にはユーザーがお金を支払ったり、現金が必要になる場合もあります。
そんな時のために、クレジットカードにも「お金(現金)を借りることができる」キャッシング機能が付帯できるようになっています。
ただし、クレジットカードでキャッシングサービスを利用するためには、クレジットとは別に審査を受けて「キャッシング枠(借り入れができる限度額)」を作る必要があります。
ではその方法について詳しく解説します。
クレジットカードでお金を借りる方法・申し込み・審査編
では「クレジットカードでお金借りる」をおこなうため、それぞれのシーンごとに詳しく解説します。
まず申し込みをする
まず、クレジットカード会社にクレジットカードの利用申し込みをする必要があります。では申し込みの流れを見ていきましょう。
利用条件を確認
申し込み条件があります。この申し込み条件に当てはまる人は申し込みができます。
一般的には、次のようになっています。
- 年齢・・・満18歳以上の方(高校生は除く)
- 必要なもの・・・本人確認書類(免許証・保険証・パスポート・個人番号カード等の写し)
各会社によって多少違いがありますので、必ず事前に確認をします。
申し込み方法
現在ではインターネットを使ったWEB申し込みが主流となっています。それ以外では、電話・FAXでの申し込みができる会社もあります。
申込書の記入内容は、次のような項目があります。
- クレジット会社(ブランドを選ぶ、主にVISA・マスターカード・JCBの3つの会社から好きなブランドを選ぶ)
- 名前
- 生年月日
- 住所
- 連絡先電話番号
- メールアドレス
- 職業の内容
- 家族構成
この時に、「キャッシング枠の希望額」を書く項目があります。(ない場合は、審査通過後に別途申し込みが必要)この欄に「お金を借りたい場合の希望額」を書きます。
この限度額(キャッシング枠)は、審査によって決定されます。したがって希望する額が必ず承認されるわけではありません
申込書の内容は各会社によって多少違いがありますので、その会社ごとに正しい内容を記入して、送信を行いましょう。
申し込み後、審査がおこなわれる
クレジットカードの申し込み時には必ず審査がおこなわれます。
- クレジットカードの限度額
- キャッシングの限度額
審査によって、上記が決定されます。
審査に通るコツは?
クレジットカードの審査では、国によって決められた手順があり、その手順に沿ってそれぞれのクレジットカード会社の基準に基づき審査が行われます。ですので、裏技のようなものはありません。
基本として次のような点に注意します。
- 申し込みの記入内容を間違わない
- 嘘の内容を書かない
そして、審査の内容についてを事前に理解しておくと、失敗のない申し込みができるので、ここはとても重要です。
審査の内容についてはこちらのページを参考にしてみてください。↓
カードを受け取る
審査に通過すればクレジットカードが郵送されます。手元に届くまでに、数日~1週間程度かかります。
セゾンカードは即日受け取り可能
通常、クレジットカードが手元に届くまでは、1週間ほどかかりますが、セゾンカードの場合、WEB申し込み→審査結果後に、全国のセゾンカウンターに行けば、すぐにカード発行をしてくれます。
急いでいる方はカード発行がすぐにできる会社を選ぶことをおすすめします。
カードを使ってATMでお金を借りる
各クレジットカード会社のカードが使えるATMで現金の借り入れ(キャッシング)を行います。
以上、まずは「クレジットカードでお金借りる」の流れの一連を解説しました。
それでは次に、お金を借りる場合での借り方の方法をいくつかご紹介します。
クレジットカードでお金借りる方法・借入編
クレジットカードでお金を借りる方法について解説します。
クレジットカードを使ったキャッシング方法
基本的には「カードを使ってATMから現金を引き出す」方法が主流です。その他にインターネットを利用して借入する方法もあります。
コンビニATMから借りる
各クレジットカード会社が提携しているコンビニATMを使います。全国主流のコンビニATMと提携しています。
楽天カードやセゾンカード、三井住友カードなどが提携しているコンビニATM
- セブンイレブン・・・セブン銀行ATM
- ファミリーマート・デイリーヤマザキ等・・・E-NETATM
- ローソン・・・ローソン銀行ATM
提携コンビニATMを利用するときにかかる手数料
クレジットカードを使って提携コンビニATMを利用すると、利用手数料がかかる場合があります。一般的に110円~220円(税込)の手数料がかかります。
1回の利用金額 | 1回の利用手数料 |
---|---|
10,000円以下 | 110円(税込) |
10,000円を超える | 220円(税込) |
クレジットカードを使って提携コンビニATMからお金を借りると、利用手数料がかかりますが、カードローンを使った場合、手数料がかからない会社もあります。※下記のリンクから目次「コンビニatm利用手数料が無料でおすすめのカードローン」をご覧ください。
提携コンビニATMを使ってお金を借りたいという方でも、手数料無料で利用することができます。
銀行ATMから借りる
三井住友カード・楽天カード・セゾンカードはゆうちょ銀行ATM、三井住友銀行ATM他多くの銀行ATMの利用が可能です。
インターネットから登録した銀行に振込
スマートフォンやパソコンを使って、キャッシングの申し込みをして、自分の手持ちの銀行口座に振込みをしてもらい、自分で引き出しをおこなう方法です。
銀行振込の場合は手数料が無料となっている場合が多いです。
楽天カードや三井住友カード、セゾンカードのクレジットカードは海外でお金を借りたい時にも使えます。
※動画解説 クレジットカードでキャッシングする方法
クレジットカードでお金借りるときの金利・利息について
クレジットカードでショッピングをした場合、毎月の一括返済時に支払うお金には金利なし・手数料は0円で利用できます。
しかし、同じクレジットカードでもお金を借りる「キャッシング」を利用した場合は、融資と同じですので金利がつきます。
利息・手数料の支払いが必要となります。
金利について
楽天カード・三井住友カード・セゾンカードのいずれの会社の場合も金利(利率は年率)は18.0%となっています。(一般・スタンダードカードの場合)
クレジットカードでお金を借りる場合、どのくらいの利息がかかるのか?を事前に返済シミュレーションをしておきましょう。↓
現金を必要とするキャッシングはカードローンがおすすめ
お金を借りる場合クレジットカード以外でも、使いやすく便利な方法があります。
それがカードローンです。
クレジットカードとカードローンは利用目的が正反対
そもそものクレジットカード系会社とカードローン会社はサービスの目的が正反対です。
クレジットカード系サービスは「現金を必要としないサービス」を全面的に押し出しています。
飲食店やレジャー施設での支払いをカードやスマートフォンを使っておこなうことで、現金を持つ行為自体を減らすことができるサービスです。
すべての支払いは毎月1回の支払日(締め日)にまとめて現金で支払うことで、その都度現金を支払う手間を軽減します。
一方、カードローン会社のサービスは、「現金が必要な時にいつでもどこでもカードやスマートフォンを使って手に持つことができる」サービスです。
借りた現金は、毎月1回の支払日(締め日)に最低定額の返済金額を支払います。またいつでも任意の金額の追加返済もすることができます。
カードローンは即日融資やお金を借りるためのお得サービスが充実
さらにカードローンサービスは、はお金を借りることが最大の目的なので、お金を借りる際にお得になるサービスが充実しています。
即日融資なら大手消費者金融が安心できる
できれば、申し込み当日に融資を受けて現金が引き出したいとお考えなら、貸金業の大手消費者金融会社を選択してください。
レイク・アイフル・プロミス等の大手の信用度の高い安心できる会社なら、審査時間も早くて、融資までに(即日の場合銀行口座振込になります)WEBで最短20分~1時間程度で融資を受けることができます。※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
その他にも、初めて契約をする場合は、無利息期間サービスがあり、その期間は金利・利息は0円で利用できます。
また、多くのクレジットカードの場合、年会費が必要となりますが、カードローンは年会費を支払う必要はありません。
※楽天カード・エポスカードスタンダードは年会費無料。
さらに最高限度額設定もカードローンの方が高くなっています。例えば、三菱UFJ銀行フィナンシャル・グループのアコムカードローンの場合、最大貸付限度額は、800万円まで可能となっています。
限度額が高いほど金利設定は低くなる
アコムの最大貸付限度額が800万円と大きな金額となっています。
しかし「実際に借入金が800万円も必要になることはないのでメリットはない」とも考えられるのですが、実は「貸付限度額が上がると金利がどんどん低くなる」というメリットがあります。
仮にアコムで貸付限度額100万円以上のローン審査が通れば、金利設定は「年率3.0%~15.0%」の間で確定しますので、利息が抑えられます。
キャッシングをお考えの方はまずはクレジットカード以外のローンも検討してみてください。
カードローンをおすすめランキング順に解説しています。↓
アコムのカードローンはクレジットカードと併用もできる
アコムのカードローンは、クレジット会社のACマスターカードとセットにすることができます。※ACマスターカードと呼びます。
アコムのカードローンとクレジットカードの違いは、次の4つです。
- クレジットカードは毎月20日締切で、翌月6日までに一括で支払うと手数料はかからない
- クレジットカードは海外でも使える
- クレジットカードの利用限度額は10万円~300万円でカードローンより低い(カードローンは上限800万円)
- クレジットカードを付帯すると審査通過率が下がる(審査のハードルが上がる)
クレジットカードとローンカードを1枚にまとめることができるので、お財布がかさばることもなくアコムを上手に使える利点があります。
リボ払いから金利の低いカードローンに借り換える
金利については、クレジットカードのキャッシングよりカードローンのキャッシングの方が低い場合があります。
例えば、JCBはクレジットカードよりカードローンFAITH(フェイス)の方が、かなり低金利です。
セゾンカードのキャッシングでショッピングをしていた方が、カードローンに借り換えをした体験談を紹介します。
●Mさん 46歳、男性 会社員 年収700万円
ショッピングリボ払い残高50万円の状態で、JCBカードローンに借り換えをした体験談です。
ショッピングの使いすぎでショッピングリボ払い残高が50万円になっていたところに、保険適用外の高額の医療費が重なったので、医療費の捻出と同時に、金利が低いカードローンからお金借りることを思いつき利息の負担を少なくすることを考えました。
当時利用していたクレジットカード会社のショッピングリボの金利は、年14.50%とそれなりに高かったので、それよりも金利が安くなることを条件に、カードローンを探しました。
JCBはクレジットカードで有名ですが、お金借りる専用のJCBカードローンFAITH(フェイス)という新しカードローンができていました。上限金利が年12.5%なので、今のショッピングリボより金利が下がりお得になります。
本人確認と収入証明書を提出して審査にとおりました。
金利は年11%で契約できました。限度額は100万円で、そのうちの50万円をキャッシングリボで借りて、クレジットカードのショッピングリボを返済し、金利年11%で返済することができました。
さらに、医療費の支払い分20万円のお金を借りる必要がありました。この借り入れ分はキャッシング1回払いにしました。JCBカードローンFAITH(フェイス)はキャッシング1回払いだと、金利は年5%になりかなりお得にお金借りるができます。
1度完済すれば、繰り返し1回払いで年5%でお金借りるができます。かなりお得にお金を借りることができます。
クレカのお得サービスはある?
ちなみにクレジットカードのお得サービスは、次のような内容です。
- 利用時のポイント付与
- 海外旅行保険
- 提携店舗利用時のお得なキャンペーン
注意点
「FPエージェンツ通信編集部」の経験や知識をもとに、クレジットカードやカードローンでお金を借りる際の注意点を解説します。
返済について
クレジットカードサービスやカードローンサービスを利用するにあたっては、借りたお金を返済する義務が生じます。
返済シミュレーションをしっかりと確認して毎月のキャッシングの返済やクレジットの支払いがいくらになるのか?また無理なく支払いができるのか?を計画的に見ておくことが大事です。
金利が低くなる方法を選ぶ
クレジットカードやカードローンは「すぐにお金を借りる」ときに使える便利な方法です。
ただし、借りたお金を自由に使えるというメリットがあるため、他のローンよりも「高い」金利に設定されています。
お金を借りる場合、すぐに借りる必要がなくローンの目的が決まっていれば、「金利の低いローン」を選択できる場合があります。
お金を借りる方法は目的によってさまざまです。できるだけじっくりと検討して選ぶのがおすすめです。
クレジットカードでお金借りるに関連したよくある質問と回答FAQ
「キャッシングリボルビング払い」のことです。リボルビングとはキャッシングでの返済方法の1つです。※詳しくはこちら
あります。新規にクレジットカードの申し込みをする際にキャッシング枠を希望した場合は、クレジットカード枠の審査と同時に行われます。すでにクレジットカードを持っている場合は、新たにキャッシング枠のみの審査が行われます。※詳しくはこちら
ほとんどのクレジットカードでは金利18.0%(年利)が適用されています。会社によっては18.0%より低くなる場合があります。ちなみに金利が低いキャッシングを強く希望するなら、銀行系カードローンの金利は確実に低い設定で見つかります。※詳しくはこちらのページ
貸金業務取扱主任者。実際にカードローンに申し込みした方の体験談や金融機関の取材情報をお届けします。FPエージェンツ通信では、カードローン利用経験者や元貸金業勤務経験者、銀行勤務経験者が集まり、知識やスキルをいかし執筆・監修を行っています。
貸金業務取扱主任者。実際にカードローンに申し込みした方の体験談や金融機関の取材情報をお届けします。FPエージェンツ通信では、カードローン利用経験者や元貸金業勤務経験者、銀行勤務経験者が集まり、知識やスキルをいかし執筆・監修を行っています。