""

収入証明書の提出不要だったカードローン体験談。年収証明いらない・なしで借入できる条件がずばりわかる!

収入証明書がいらない・不要となるカードローンの基準について。元銀行員・ファイナンシャルプランナー監修のもとに解説。

収入証明書はいらない・不要のカードローン

について解説。

「収入証明書がいらない・不要のカードローンは?」という質問がよくあります。

回答としては、

もあります。

一定の条件なら収入を証明する書類提出は不要です。

それによって次の利点もあります。

  • 収入証明がいらないなら取得手数料なし
  • 収入証明が不要ならWEB送信なし
  • 収入証明不要なら本人確認書類のみで契約可能

金融機関はカードローンの申込で申告した年収の審査で、収入がわかる証明書を確認します。

年収は返済能力の審査指標となり、貸付限度額が算出され契約時に決定されますが、貸金業法では収入証明書がいらない条件の記載があります。

このあと、収入証明書の提出がいらない条件、収入証明書の種類や提出方法を紹介。

実際に収入証明書がいらない・不要だったカードローンの体験談も確認してみてください。

目次

カードローンの申し込みで「収入証明書いらない・不要」でできる即日融資やキャッシングの会社

収入証明書がいらない・不要のカードローン会社と融資条件について。元銀行員でFP資格者の監修のもと解説

当編集部が調査したところ、次の大手消費者金融系カードローンで借入れするなら収入証明書がいらない、あるいは提出不要でキャッシングが可能です。

収入証明書が不要なら、ローンカードでお金を借りるときの審査も早くなり、即日融資を希望する方におすすめの方法です。

ただし、収入証明書不要で借入するためには一定の条件がありますので、次の解説は必ず確認してください。

消費者金融で借入するとき収入証明書がいらないもしくは不要の場合

レイクとアイフルの店舗静岡県

引用元:googleマップ

消費者金融カードローンでキャッシングや即日融資をしたいとき、条件次第では「カードローンの申し込みでの収入証明書の提出は不要」です。割と多くのユーザーに当てはまる条件です。

個人顧客のカードローンで借入するとき「収入証明書いらない・必要にわかれる条件」とは?

貸金業者であるプロミス・アイフル・アコムといった消費者金融は、貸金業法に準じて融資の方法を提示しています。

貸金業法では、カードローン契約をして借入したい資金需要者等(個人顧客)が、収入証明書の提出が必要な場合は次のように定められています。

貸金業法13条3項(抜粋)

引用元:法令リード|貸金業法 (https://hourei.net/law/358AC1000000032)

法律文ではわかりにくいので、わかりやすく解説すると「消費者金融系カードローン」の収入証明書がいらないとき・いるときの条件は、次のようになります。

  • 収入証明書書類提出なし・・・申し込み時の借入限度額が50万円以下の場合
  • 収入証明書書類提出あり・・・申し込み時の借入限度額が50万円以上の場合・または借入限度額と他の貸金業者からの借入の合計額が100万円を超える場合

貸金業協会が示す収入を証明する書類が法律上必要な場合

引用元:収入を証明する書類が法律上必要な場合|貸金業協会(https://www.j-fsa.or.jp/association/money_lending/law/proof.php)

基本的にこれらの条件によって、借入の申し込みの際に「収入証明書不要なのか、必要となるか?」が決まってきます。

ほとんどのカードローンでは、初めてカードローンを利用する方で(カードローン借入残高0円)「借入限度額50万円以下」なら収入証明書はいらない、50万円以上なら収入証明書を提出する必要があります。

要するに「借入限度額を大きくしてたくさんお金を借りる場合は収入証明書が必要」ということです。

カードローンの申し込みが初めて、他社で借り入れがない方で「収入証明書がない」「面倒だから提出しないでおきたい」という方は、50万円以下の限度額の申し込みを考えてみましょう。

また、資金需要者等(個人顧客)の方は、消費者金融で借入するときに収入証明書がいらないのであれば、運転免許証等の本人確認書類だけあればお金を借りる申し込みができる利点もあります。

一方、すでに消費者金融で借り入れがある方は、次の計算をして100万円以下であれば収入証明書は不要です。

(現在の消費者金融での借入金額の合計)+(新規の消費者金融カードローンの借入限度額)<または=100万円

・計算例

  1. 現在の消費者金融の借入金額が「A社から40万円」なら、新規のB社消費者金融の借入限度額は最高50万円まで希望可能(合計100万円以下、かつB社の借入上限額が50万円以下。B社の借入限度額が50万円以上になると収入証明書が必要)
  2. 現在の消費者金融の借入金額が「A社から20万円」「B社から40万円」なら、新規のC社消費者金融の借入限度額は最高40万円まで希望可能(合計100万円以下)

 

このように、

したがって、資金需要者等(個人顧客)が借入するとき、事前に確実に収入証明書がいらない・不要を知りたい方は、アコムやプロミスの消費者金融カードローンで借入するのがおすすめです。

アコムは原則電話連絡なし※で新規貸付率が高い

アコム株式会社(ACOM CO., LTD.)

アコム公式サイト
WEB申し込みはこちら

(PR)

収入証明書がいらないカードローンの口コミ|消費者金融のプロミスとアイフル

では、実際に消費者金融のプロミスとアイフルで、収入証明書が不要で契約し借入した方の口コミをご紹介します。

プロミスで借入のとき収入証明書が不要だった口コミ

実際にプロミスで借入を利用した方の口コミです。↓

プロミスの審査時間は、大体30分から1時間程度とされていました。自分が申込をした際は大体1時間程度でしたが、申請書類などの不備があると審査時間が長くなってしまうので、申請書類などはしっかり確認をして、提出をした方がいいです。

借入希望した金額は30万円です。それだと収入証明証がいらないので、提出書類が少なくて済みます。

プロミスのスマホ管理画面

参照元:プロミスの審査について

条件次第で収入証明書はいらないことがわかります。収入証明書がなしなら、運転免許証等の本人確認書類のみで申し込みができ、審査も迅速にすすみます。

50万円以下の借入なら収入証明書がいらないプロミス

プロミスは収入証明書不要で借りれる

電話確認もなし!
プロミス公式サイトはこちら

※原則電話による在籍確認なし

プロミスには、無利息期間サービスが30日間あります。初めてプロミスで借入をしたときから30日間は無利息で借りれます。

他の大手消費者金融にも無利息期間サービスはありますが、初めての契約後から30日間です。プロミスは借入してから30日間なので、少し先の借入の準備を早めにしておいても必ず30日間は無利息サービスの利用が可能。一時的にお金を借りたい方にも最適です。

さらに、プロミスは即日借入も可能です。急いで借入したい方にもおすすめです。平日・土日祝24時間365日受付可能。相談は、コールセンター 0120-24-0365 までご連絡ください。

アイフルで借入のとき収入証明書なしだった口コミ

実際にアイフルで借入を利用している方の口コミです。↓

アイフルは実店舗もあり、そこでの申し込みもできます。しかし、最も魅力的な点は、インターネットで24時間365日申し込めることです。・・・

アイフルのWEB会員ページ

さらに嬉しいことは利用限度額が50万円以下で他社から借り入れが100万円以下の借入の申し込みは、収入証明書も必要ないことです。
私は銀行のカードローンは50万円、アイフルでも50万円の限度額だったので、収入証明書の提出も求められませんでした。
運転免許証だけで申し込みができたので、手軽に申し込めた点もありがたかったです。

参照元:使ってみた!アイフルの利用体験談の口コミについて

アイフルの収入証明書がいらないとき、必要なときの条件
※アイフルの収入証明書がいならい・不要になる条件

50万円以下の借入なら収入証明書がいらないのはプロミスとアイフル

アイフルは収入証明書がいらない方法あり

電話確認もなし!
アイフル公式サイトはこちら

※審査の結果によっては電話が必要となる場合があります。

アイフルも即日キャッシングで借入可能です。平日・土日祝24時間365日受付可能。相談があれば、コールセンター 0120-201-810 までご連絡ください。

これら収入証明書が不要になる借入条件は「大手消費者金融系カードローン」なら同じです。

収入証明書がいらないのであれば、カードローンの申し込み時に提出書類を1つ省略でき手間と時間が省けます。

また、当編集部が調査したところプロミスとアイフルのカードローンは「審査段階において原則電話の確認も不要」となっています。

※審査の結果によっては電話が必要となる場合があります。

したがって、借入の審査も迅速に進みます。参考にしてください。↓

ちなみに当編集部が調べたところ、銀行系カードローンは「限度額が50万円以上の場合収入証明書が必要」となっています。

借入限度額50万円以下なら、収入証明書の提出が不要とは書かれてないので、収入証明書を求められることもあります。

借入限度額50万円以下でも収入証明書が不要とならない場合

ただし消費者金融系カードローンでも、借入限度額を50万円以下で申し込みをしても、収入証明書書類提出が必要となる場合があります。その条件は次のとおりです。

  • 「カードローンを申し込む時の利用限度額」と「すでに他社の貸金業者からの借入の合計額」が100万円を超える場合は、収入証明不要とならない

大手消費者金融カードローンのレイクの場合、次のようになります。

レイクカードローンで収入証明書提出が必要な場合と不要な場合の条件をわかりやすく解説しています

当編集部が調査したところ、この条件は大手消費者金融系カードローンのアコム・アイフル・プロミス・SMBCモビットの借入についても同じ条件です。※中小消費者金融会社でも同じです。

ちなみに、銀行系カードローンの場合はこの条件は明確に記載していません。各銀行の自主規制により、ローン審査の際、借入限度額50万円以下でも、他社との借入との総額が100万円以下の申し込みでも、収入証明書の書類提出を求める場合もあります。※詳しくは目次・銀行には「収入の証明書類提出」に法的義務はないが不要ではない理由を参照。
また、銀行ローンの「フリーローン」の収入証明書の書類提出の必要性についてもカードローンと同様です。ただし、銀行や国がおこなっている「教育ローン」といった低金利ローンの場合は、収入証明書の提出が必要となっています。

また、一度収入証明書を提出すると、3年以上経過した時点で「新しい収入証明書の書類提出のお願い」の連絡が届きます。

収入ない方でも証明は発行できる

ちなみに「収入がないことの証明書」も発行されます。

参考 ・収入がなかったのですが証明書は取得できますか?|生駒市HP

しかし、そもそも「無職で収入なし・年収なし」という方は、カードローンの申し込みはできません。

※無職の方はカードローン以外でお金を借りる方法を探してください。

カードローンの契約に関する法律について

そのため、カードローンは、フリーローンとは違い、契約をしても必ず借りる必要はなく、また最初に借りてすべて完済しても契約が解除されるまでは「いつでも借りれる」利便性があります。

 

クレジットカードでお金を借りる申し込みの際、収入の証明書類が不要か?必要か?

「マスターカード」や「楽天銀行クレジット」といった「クレジットカードの申し込み」の場合、収入を証明する書類提出は不要の場合がほとんどです。

ただし、カードローンのようにキャッシング機能を付けて借入したいときは、収入証明書の提出を求められる場合があります。

貸付限度額を50万円以上に希望したいという方は、次の目次の・収入証明書として必要な書類の種類と提出方法。キャッシング編をご覧ください。

※カードローン契約後に「融資限度額の増額」を希望する時にも収入証明書の提出が必要な場合があります。ですので一度必要書類を確認しておくことをおすすめします。

キャッシングの申込で収入証明書を求められたとき必要な書類の種類と提出方法を確認

カードローンでキャッシングするときの収入証明書の種類

カードローン会社は借入をしたい個人契約をする際にローン審査をおこないます。そして「どのくらい返済能力があるか?」を給与や年収によって審査しています。※「審査なし」というカードローン会社はありません。

貸金業法では、次のように定められています。

(返済能力の調査)
第13条 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用元:法令リード|貸金業法

年収によってはカードローンの申し込みをしても契約不可となる場合もあります。ですので、収入証明書は大事な提出書類になります。

収入証明書とは『所得証明書』や『課税証明書』さらに『源泉徴収票』といった書類の総称です。
※年収証明書とも呼ぶ。引用元:収入証明書(所得・源泉・課税証明)発行の手続き

以下の契約では、収入証明書の提出が必要です。

  • 住宅資金貸付契約
  • マイカーローン契約(自動車ローン)
  • 賃貸借契約(提出不要の場合もある)

法令による「収入を証明する書類」は以下のとおりです。

法令で定められている収入を証明する書類一覧

実際に各消費者金融カードローンが提示している収入証明書の種類を、当編集部が調査しました。

カードローン会社提出可能な収入証明書の種類
プロミス源泉徴収票・確定申告書・税額通知書・所得(課税)証明書 ・給与明細書
アイフル源泉徴収票・給料明細書・確定申告書・青色申請書・収支内訳書・住民税決定通知書・納税通知書・所得(課税)証明書・年金証書・年金通知書
アコム源泉徴収票・納税通知書・所得証明書・確定申告書・給与明細書

引用元:iFinancial YouTube公式チャンネル(https://www.youtube.com/@ifinancialtv)

基本的に借入の審査の際には、上記書類のうち一つを提出することになっています。

この提出書類の種類は、ほとんどの銀行系カードローンおよび大手消費者金融系カードローンの会社に当てはまりますが、金融機関によって多少違いがありますので、間違わないようチェックしておきましょう。

所得証明書や収入証明書とは?

具体的には、市区町村役場(出張所含む)または税務署で取得できる収入証明書類となります。

カードローンの申し込み時に提出する所得証明書の見本

アコムやプロミスは貸金業法に基づく提出義務があります

消費者金融カードローンでは、貸金業法第13条に基づき、収入証明書の提出義務が発生する場合は、以下のとおりです。

  • 「借入希望額50万円を超える場合」
  • 「他社の借り入れ額と借入希望額を合算した総額が100万円を超える場合」

 

偽造はしてはいけません

当然ですが、これらの書類を偽造すると公文書偽造により処罰されます。絶対にしてはいけません。

提出方法

収入証明書の書類提出には次のような方法があります。

  1. スキャンまたは撮影をしてメール送信・WEB送信をする
  2. FAX
  3. 郵送

「1・2」については、「即日融資」をしてもらう場合に必要な方法です。すぐにカードローン会社に提出できるので、ローン審査時間も短くてすみます。※「即日融資」ができないカードローン会社もあります。

収入の告知によって総量規制が遵守される

カードローンの申し込み書には、年収を記入する箇所があります。その年収を証明するために、収入証明書を提出するのですが、その目的の一つとして、貸金業者は「総量規制の順守」があります。

総量規制とは

当編集部の調査した内容では、貸金業法には資金需要者等(個人顧客)の資力を調査することが明記されています。

貸金業法では「年収の3分の1以上の貸付けはしてはいけない」ことが明記されています。

(過剰貸付け等の禁止)
第十三条の二 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合において、前条第一項の規定による調査により、当該貸付けの契約が個人過剰貸付契約その他顧客等の返済能力を超える貸付けの契約と認められるときは、当該貸付けの契約を締結してはならない。
2 前項に規定する「個人過剰貸付契約」とは、個人顧客を相手方とする貸付けに係る契約(住宅資金貸付契約その他の内閣府令で定める契約(以下「住宅資金貸付契約等」という。)及び極度方式貸付けに係る契約を除く。)で、当該貸付けに係る契約を締結することにより、当該個人顧客に係る個人顧客合算額(住宅資金貸付契約等に係る貸付けの残高を除く。)が当該個人顧客に係る基準額(その年間の給与及びこれに類する定期的な収入の金額として内閣府令で定めるものを合算した額に三分の一を乗じて得た額をいう。次条第五項において同じ。)を超えることとなるもの(当該個人顧客の利益の保護に支障を生ずることがない契約として内閣府令で定めるものを除く。)をいう。

引用元:貸金業法 | e-Gov法令検索

これが総量規制と呼ばれている法律です。

年収がわかれば、カードローン会社はその情報をもとに、指定信用情報機関にお客様の金融情報を照会し、3分の1以上の貸付けをおこなわない範囲で、極度限度額(貸付限度額)を決定します。

個人向け無担保カードローンで、すでに年収の3分の1以上の借入があれば、その時点で審査は不通過となります。

アコムでキャッシングする際には、審査通過・不通過の目安が事前にわかる「3秒診断」があります。

この3秒診断は、総量規制の法律をもとに計算がおこなわれ、年収の3分の1以上の借入があることが判明したお客様には、事前に「審査通過が困難である」ことを伝えるために設置されています。

事前に審査通過が困難であることがわかれば、お客様は申し込みを回避し、余計な手前も省けますし、過剰な貸し付け防止策にもなります。

したがって、収入証明書の提出が不要でいらない場合でも、年収の告知は必ずしなければいけません。

また、実際のローン審査では、年収以外にも調査項目があり、それらをもとに審査通過・不通過を決定しています。


 

増額のときは収入証明書が必要な場合がある

カードローン契約時に収入証明書がいらない場合でも、その後借入限度額の増額を希望する場合は、収入証明書が必要となる場合があります。

極度方式基本契約の極度額(貸金業者が相手方に対し当該極度方式基本契約に基づく極度方式貸付けの元本の残高の上限として極度額を下回る額を提示する場合は、当該下回る額)を増額する場合(相手方の利益の保護に支障が生ずることがないとして内閣府令で定めるものを除く)については、既に説明した以下の規定が準用される(貸金業法13条5項)。

①貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない(法13条1項)。
②指定信用情報機関の利用(個人である顧客等との契約の場合)(法13条2項)。
③書面による返済能力の調査(個人である顧客等との契約の場合)(法13条3項)。
④調査記録の作成・保存(法13条4項)。

引用元:スタディング(https://member.studying.jp)

銀行は「収入の証明書類の用意や提出」に法的義務はないが不要ではない理由

銀行カードローンの収入証明書について

銀行カードローンの収入証明書に関する法律について解説します。

カードローンの融資における給与明細や源泉徴収票等の収入証明書の提出義務は、貸金業法に基づく融資をおこなうノンバンクのみに適用されるので、銀行法に基づき融資をおこなう銀行カードローンには適用されません。

しかし、銀行は銀行法によって自主的な規制を求める要項があり、ローンサービスにおいても消費者や資金需要者にとって安全なローン契約をすることを定められています。

法的義務は無いものの自主的に金融機関が収入証明書の提出規定を設けている

銀行は金融機関社内による自主規定に基づき、収入証明書の提出の必要・不要を決めています。

銀行法では収入証明書の提出を義務付けておらず、収入証明書の提出はあくまでも銀行の社内規定に基づき返済能力調査が必要だと判断される場合に限られます。

このため銀行カードローンへ申し込みをする際には、申込先の銀行によっては収入証明書以外にも提出を求められる書類の内容も異なります。

現時点での銀行カードローンの貸付条件に書かれている収入証明書関連の条件を調べてみると、「50万円以上の借入限度額の場合は収入証明書の提出が必要」となっています。

金融庁の調査においても、多くの銀行がカードローンの契約の際に自主規制において収入証明書の取得基準を設けていることが示されています。

銀行がカードローン契約の際に自主規制において収入証明書を基準を設けている調査グラフ

引用元:銀行カードローンのフォローアップ調査結果について|金融庁

つまり、銀行のカードローンも貸金業法で定められている内容を遵守しているといえます。よって、50万円以下の借入限度額の場合は収入証明書の提出は不要としている銀行が一般的です。

ただし、銀行カードローンの収入証明書の提出基準は社内自主規定であるため、50万円以下の借入限度額であっても収入証明書が必ず不要とは限りません。

例えば、楽天銀行のカードローンサービスである楽天銀行スーパーローンでは、基本的には50万円以下の貸付限度額でも、「収入証明書の必要はなし」という記載をしていません。

では、どのような貸付限度額設定でも必ず収入証明書を提出しなければならないのか?といいますと、そうではないようです。

当編集部が、実際に楽天銀行のカードローン事業部にそのあたりを電話で問い合わせたところ、次の回答がありました。

かならず収入証明書の提出を求めていることはありません。ローン審査の経過において必要と判定がされた場合のみ、提出をお願いしています。

実は楽天銀行スーパーローンのカードローンの2012年時の商品詳細には「100万円以上の借入限度額の場合は収入証明書の提出をお願いします」と書かれていました。

しかし、現在楽天銀行スーパーローンの公式サイトにはこの記載はありません。

だからといってすべてのユーザーに収入証明書の提出を求めているとも書かれていません。また50万円以上の場合とも書かれていないため、場合によっては60万円でも、70万円であっても、審査の評価や条件次第では収入証明書の提出は不要となることも考えられます。

例えばローン審査おける個人信用情報や銀行情報照会などで次のようなエビデンスがある場合です。

  • 収入が安定している
  • 収入が高い
  • 他社借り入れが0円
  • 過去に金融事故がない
  • カードローンやクレジットカードなどの支払い遅れ、遅延がない

これらの評価点の高い方であれば、「収入証明書の提出は不要」という条件で契約ができるとも十分考えられます。

楽天銀行の事例のように、銀行の場合は基本的には「金融機関社内規定に基づく」取り決めで決定されていることになります。

各銀行カードローン会社における収入の証明書類提出が必須の必要条件について

実際に各銀行では、どのような条件で収入証明書の書類提出を求めているのか?について、当編集部が大手銀行の事例を調べて比較してみました。

①三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」は50万円超の借入限度額を希望する場合のみ収入証明書の書類提出が必要

バンクイックは、50万円を超える借入限度額設定を希望する場合、法律上の提出義務は無いものの三菱UFJ銀行の社内規定により、ローン審査に使用するため収入証明書の提出を求めています。

三菱UFJ銀行カードローンのバンクイックは、即日キャッシングはできませんが、最短で翌日借入が可能です。全国どこからでもネット申込ができ、銀行の中では借入しやすいカードローンです。

②りそな銀行カードローンは申込み限度額50万円超のみ収入証明書の書類提出が必要

「りそな銀行カードローン」の収入証明証の提出が必要な場合と不要な場合の解説

引用元:りそな銀行公式サイト

50万円以下なら収入証明書の提出は不要。借入限度額によって収入証明書の書類提出が必要・不要が明確です。

③イオン銀行カードローンは収入証明書の書類提出は不要

借入限度額に関連した「収入証明書・所得証明書の必要・不要に関する記載」はありません。しかし、「審査結果により収入証明書の書類提出をお願いする場合がある」と書かれています。したがって、借入限度額に関係なくローン審査によって収入証明書の提出が必要か、不要かを決定しています。

④ジャパンネット銀行カードローンは収入証明書は必要な方のみ提出

はっきりとした借入限度額の記載はありません。しかし、「収入証明書の提出が必要な方」という項目があります。したがって、ローン審査の状況により提出の有無を決める社内規定があると考えられます。

このように銀行カードローンで比較してみると、収入証明書の書類提出の条件は各銀行によってさまざまであることがわかります。

ローン審査の「勤務先に在籍確認の電話」が不要になるカードローン会社

カードローンで不要になる事例

カードローンのローン審査では、「勤務先に在籍確認」をおこなうことが必要とされています。

キャッシングの審査では、お客様が提供した年収情報を確認する際、収入証明書を利用します。条件によって収入証明書の提出が不要な場合でも、年収を受け取っている職場や勤務先に在籍しているか?の確認は必ずおこなわれます。

勤務先の在籍確認の方法は一般的に「電話」でおこなわれます。申し込み者本人が電話口に出るか、もしくは勤務先の電話受付にて本人が在籍していることがわかれば確認終了となります。

したがって、職場に電話があっても本人が気づかないこともあります。

最も心配していたことが、「職場への在籍確認の電話」です。「借り入れがあることが職場に知られないか?」が不安でした。しかし、私が外出しているうちに終わってました。

他人にわかりにくいよう配慮していただいたようで、誰からも確認の電話があったことを知らされることとなく済みました。※もしかしたら在籍確認の電話はなかったかもしれません。「そういう場合もある」と他の方の口コミに書かれていました。

引用元:使ってます!「バンクイック」の口コミについて。三菱UFJ銀行カードローンの評判は?

カードローンの申し込みが初めての方はほとんどの場合、在籍確認の電話がおこなわれます。確認が取れない場合は、ローン審査に通らないので注意しておきましょう。※ローン審査の状況によっては、在籍確認の電話が必要ない場合もあります。

原則勤務先の電話連絡なしで在籍確認ができるカードローンのSMBCモビットについて

SMBCモビットカードローンは、一定の申し込みの条件をクリアすれば、原則電話連絡なしで在籍確認できます。※原則書類等での確認です。在籍確認なしではありません。

詳しい解説はこちらのページをご覧ください。↓

SMBCモビットは限度額に関わらず収入証明の提出が必要な場合がある

SMBCモビットは貸金業者の大手消費者金融カードローンです。しかし、SMBCモビットはプロミスやアイフル、アコムのように貸金業法に定められた限度額によって収入証明書が不要になる条件であっても、収入証明書の提出が必要になることがあります。

したがって、ローンの収入証明書の提出を確実に不要にしたい方は、SMBCモビット以外のプロミスやレイクで収入の証明書類提出が不要になる条件を確認し、借入の希望をしてください。

SMBCモビットのおすすめポイントは以下のとおり。

  • 借入・返済時に三井住友銀行ATMが無料で利用できる
  • 借入した金額によってTポイントが貯まる
  • 1枚のカードでキャッシングとクレジットカードの利用が可能

また、SMBCモビットでは、原則ローン審査中の電話連絡なしで在籍確認ができる方法もあります。

参考 ・SMBCモビットの審査|電話連絡なしで即日融資を確実にするためのポイントとは?

レイクはカード発行不要で借りられる条件がある!

レイクやプロミスの消費者金融カードローンには、カードローンなのにカード発行が不要となる「カードレス契約」があります。

カードレスの場合、WEB管理画面から借り入れ希望をおこない「銀行や金融機関口座のATM」からお金を出金します。

※SMBCモビット・アコム・アイフルの借入・返済にもカード発行不要が可能。

「専用アプリ」なら金融機関口座ATM以外の借入も返済もできる

「カード不要」だと「コンビニATMが使えないので不便」と考える方もいるかもしれません。その場合「スマートフォンに専用アプリをダウンロードしてキャッシングする方法」もあります!

「プロミスのスマホアプリ」が使えるコンビニATMの解説

※「プロミスカードローン」のスマホアプリが使えるコンビニ。

●カードローン会社別「スマホアプリ」が使えるコンビニATM

プロミスセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMで借入・返済が可能
アイフルセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMで借入・返済が可能
レイクセブン銀行ATMで借入・返済が可能
SMBCモビットセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMで借入・返済が可能

参考として「プロミスカードローンのアプリの使い方」もご覧ください。↓

「WEB完結」が条件

ただし「カード不要」で申し込み・契約をする場合、「Web完結」が条件になります。「WEB完結」についてはこちらのページを参考にしてください。

「レイク」・「プロミス」のカードローンも、借入限度額が50万円以下であれば収入証明書の提出不要です。※ただし、「他社貸金業の借入金額も含めて100万円以下の場合」。

ですので、「即日融資」を希望される方でも契約を早く進めることができます。

またレイクは、消費者金融系・銀行系カードローン業界で「無利息期間サービスが一番長い」メリットもありますので、おすすめのカードローン会社です!

さらに各カードローン会社によって、独自のおすすめポイントがあります。詳しくはこちらのページをご覧ください。↓

収入証明書を利用する融資の注意点・不要にできるコツやまとめをよくある質問と回答FAQで紹介

カードローンの申し込みをする時、収入証明書は不要か?必要か?

貸金業のカードローンでは、貸金業法により次の2つの条件の場合収入証明証の提出は不要です。
1、当該貸金業の利用限度額が50万円以下。 
2、当該貸金業の利用限度額と他の貸金業からの借り入れの合計が100万円以下。
例1、貸金業者Aで30万円の利用限度額となり、他社貸金業で借り入れがない場合、収入証明書は不要。
例2、貸金業者Aで40万円の借り入れがあり、当該貸金業者Bで40万円の利用限度額となった場合(合計80万円)、収入証明書は不要。
一方、銀行カードローンでは、収入証明書の提出が不要となる法律や条件はありません。ただし、当編集部の調査では収入証明書が必要となる条件を記載している銀行が多く、その条件は次のとおり。
1、利用借入限度額が50万円超をご希望の方
貸金業と銀行のカードローンは収入証明書の不要・必要の条件が違うので、事前に確認してください。※詳しくはこちら


収入証明書がいらないときの条件は?

貸金業法では、「当該貸金業者で50万円以下の借入限度額の場合」、または「他社貸金業者の借入額と当該貸金業者の借入限度額を合算して100万円以上の場合」については収入証明書の提出が必要となります。

収入証明書として認められる書類は?

どのカードローン会社でも源泉徴収票は適用されています。その他としてアコムの例でいうと「給料明細書・納税通知書・所得証明書・確定申告書書」があります。※詳しくはこちら

WEB申し込みの際、収入証明書の書類提出の方法は?

WEB申し込みを採用しているほとんどのカードローン会社では、収入証明書の撮影画像をメール送信する方法で提出ができます。さらにFAXか郵送で書類提出できるカードローン会社もあります。

カードローンの増額をするとき、収入証明書はいらないですか?いりますか?

貸金業法ではカードローンの増額をする場合は、改めて審査をおこない、現時点の収入を確認するため収入証明書が必要と規定しています。※詳しくはこちら

参考:当サイトにおける、キャッシング可能な会社10社の申込者数の統計(~2024年3月1日 6:33現在)

アイフル150人SMBCモビット10人
プロミス70人アコム25人
バンクイック12人レイク0人
JCBフェイス26人楽天銀行スーパーローン2人
セゾンカード63人オリックスマネー1人

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※当サイト上で「PR」と記載されている商品は、各事業者の委託を受けた上で広告(アフィリエイトプログラムを利用)によりサイト編集部おすすめ商品としてご紹介しております。

 

貸付条件を確認し、借りすぎに注意しましょう。

<返済等の相談・苦情窓口>

 
日本貸金業協会
0570-051-051
AM9:00~PM5:00 土・日・祝・年末年始休

全国銀行協会
0570-017-003
AM9:00~PM5:00 月~金曜日




監修者u・i 女性。元銀行員でファイナンシャル・プランニング2級資格取得者

U・I 元銀行員 女性

元大手銀行員。メガバンクに8年勤務し、預金やローンを担当してきました。カードローンの窓口では相談が多く、300件以上の方の対応を親身に行い、解決してきました。さまざまな案件を通じて得た経験や幅広い知識を記事執筆・監修に役立てることができ嬉しく思っています。保有資格:FP2級生命保険募集人資格損害保険募集人資格

iAnswer株式会社編集部加藤明久

iAnswer株式会社 加藤明久

貸金業務取扱主任者及びファイナンシャル・プランナー資格取得。実際にカードローンに申し込みした方の体験談や金融機関の取材情報をお届けします。FPエージェンツ通信では、カードローン利用経験者や元貸金業勤務経験者、銀行勤務経験者が集まり、知識やスキルをいかし執筆・監修を行っています。