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アメックス発行の法人カード解説!それぞれの年会費も徹底比較

アメックス発行の法人カードを解説 - 全3種類の法人カードを徹底比較 - 年会費やポイント還元率の違いを紹介
法人カード発行会社の中でもブランド力を誇るアメックス。アメックスの法人カードは、高いステータス性を持つことから、多くのビジネスマンから選ばれています。

現在、アメックスが発行している法人カードは全部で3種類。それらの法人カードには、共通する点もあれば、異なる特徴もあります。

例えば、アメックスの法人カードは、どれもマイルを貯めやすいです。他の法人カードよりも高いマイル還元率を誇っているため、飛行機での出張費削減が期待できます。

ただ、アメックスの法人カードは、ランクによって備わるサービスや年会費が異なります。もし、これらの違いについて把握しておかないと、自身が望むアメックスの法人カードを手に入れられないことでしょう。

当記事では、そんなアメックスの法人カードを徹底調査。アメックスとはそもそもどういった発行会社なのか、またこの発行会社が作成する法人カードの魅力について余すことなくお伝えします。

さらに、アメックス社が発行する全3種類の法人カードを一覧表にて紹介。その上で、特におすすめの法人カードを1枚紹介するので、ぜひ最後まで見てみてください!

そもそもアメックスとは?

アメックスとは、1850年に設立されたクレジットカード(法人カード含む)発行会社のこと。

略してAMEX(アメックス)の呼び名で親しまれていますが、正式名称はAmerican Express(アメリカン・エキスプレス)です。

単なるクレジットカード発行会社としてだけではなく、国際ブランドとしても確立しているのがアメックスです。各国に加盟店を抱えており、特に海外の多くの店舗でアメックスのクレジットカードを利用することができるようになっています。

しかし一部では、アメックス=使いにくいという印象を持っている方がいるのも事実です。

それもそのはず、従来まで日本国内ではアメックス加盟店が少なく、VISA・Masetercard・JCBのみを取り扱うところばかりでアメックスカードで決済できる店舗があまりなかったという背景があるのです。

しかし現在では日本発の国際ブランド・カード発行会社として有名なJCBと提携しているため、以前よりも国内で利用できる店舗が大幅に増えています。

思っているよりもずっと使い勝手がよく、日々改善されているため最初から法人カードの検討候補から外してしまうのは少しもったいないかもしれません。

経営者に選ばれる。アメックスは申し込みの多い人気ブランド

法人用のクレジットカードとして、アメックスが発行するビジネスクレジットカードを選ぶという方は実に多く存在します。

なぜ組織のリーダーである経営者がアメックスを選ぶのか?

一言で言ってしまえば信頼性の高いブランドであるからと言えるでしょう。そしてこれを裏付ける理由として、以下の様な魅力があることが挙げられます。

  • 企業としての長い歴史、発行枚数とカードホルダー数を誇っている
  • ステータス性の高さとブランド力
  • 旅行系の補償内容が手厚い


企業としての長い歴史、発行枚数とカードホルダー数を誇っている


元々アメックスは、旅行代理業を生業としていたアメリカ企業だったのですが、いつしかクレジットカード業界でも成功を収めました。

現在では100年以上の歴史と共に、会員数が各国で7,800万人を超えるなど大企業へと進化を果たしています。

ステータス性の高さとブランド力


長い時間をかけて積み上げた名声の高さは、ブランド力の強さを表します。

手元にあるだけで「あの」アメックスを手にしているという見られ方をされるため、新正面での充足感を得られるのです。

旅行系の補償内容が手厚い


アメックスは国内外問わず様々な地域に提携店舗を設けているブランドであり、それ故に海外旅行に付随する保険や補償内容が手厚いと評判です。

傷害保険については最大1億円の補償、年間で最高500万円のショッピング補償。

アメックス法人カードは合計16社のマイル貯蓄が可能!

アメックスの法人カードが持つ魅力と言えば、たくさんの種類のマイルを貯められるところです。

なんと、アメックスの法人カードは、合計16社ものマイルを貯められます

アメックスが発行する法人カードで貯められるマイルは、以下の通りです。

提携航空パートナー
ANA
ANAマイレージクラブ
JAL
JALマイレージバンク
デルタ航空
スカイマイル
ヴァージン アトランティック航空
フライングクラブ
タイ国際航空
ロイヤルオーキッドプラス
キャセイパシフィック航空
アジア・マイル
シンガポール航空
クリスフライヤー
ブリティッシュ・エアウェイズ
エグゼクティブ・クラブ
スカンジナビア航空
SAS ユーロボーナス
カンタス航空
カンタス・フリークエントフライヤー
フィンランド航空
フィンエアー・プラス
エティハド航空
エティハド ゲスト
エミレーツ航空
エミレーツ スカイワーズ
カタール航空
プリビレッジクラブ
エールフランス/KLM航空航空
フライングブルー
チャイナエアライン
ダイナスティ・フライヤー・プログラム
(※ 2020年10月13日から、JALとカンタス航空が追加されました)

表の通り、アメックスの法人カードでは、日本で有名なANAやJALのマイルを含め、少しニッチな航空会社のマイルも貯められます。

これだけの種類を貯められるとなると、きっとあなたが集めたいと思うマイルも含まれていることでしょう。

ただ、マイルの種類によって、マイルの貯めやすさが異なる点には注意が必要です。

あまり貯めやすいとは言えないマイルもあるので、どれほどの還元率で貯蓄できるのか、しっかりと確認しておきましょう。

それでは、種類で異なるマイルの貯めやすさを始め、移行方法や注意点なども紹介していきます。

各マイルの還元率を紹介!おすすめなのは?

合計16社ものマイルを貯められるアメックスの法人カード。ただ、マイルによって貯めやすさが違うため、どれほどの還元率で集められるのか把握しておくことが大切です。

基本的に、アメックスの法人カードでマイルを貯めるなら、ANAマイルがおすすめ!

というのも、全16種類のマイルの中で、ANAマイルへの移行が高レートだからです。

通常、アメックスの法人カードでは、100円の利用額に対して1ポイントを獲得できます。このポイントは、2,000ポイント貯めることで1,000ANAマイルに移行できるため、ANAマイル還元率は0.5%です。

しかし、アメックスの法人カードには、マイル移行サービスが備わっています!

なんと、そのサービスを活用することにより、最大1.0%のANAマイル還元率を実現可能です!

一方でJALマイルの場合、このマイル移行サービスを活用したとしても、実現できるマイル還元率は最大0.4%。また、ANAとJALを除く他14社のマイルだと、マイル還元率は最大0.8%です。

JALマイル還元率よりは高い数値を実現できるものの、ANAマイルほどの高レートではありません。そのため、アメックスの法人カードでマイルを貯める場合は、ANAマイルがおすすめという訳です。

高還元率でマイルに移行する方法とは?

高いレートでポイントをマイルに移行するためには、アメックスが提供するマイル移行サービスに加入しなければいけません。

それが、メンバーシップ・リワード・プラスというサービスです。

メンバーシップ・リワード・プラスとは、年間で3,000円の参加費が掛かるサービスのこと。このサービスに加入することによって、以下の通り高いレートでポイントを各種マイルに移行できます!

マイルの種類元々の移行レートサービス加入後の移行レート
ANA2,000ポイント⇒1,000マイル1,000ポイント⇒1,000マイル
JAL3,000ポイント⇒1,000マイル2,500ポイント⇒1,000マイル
その他14社のマイル2,000ポイント⇒1,000マイル1,250ポイント⇒1,000マイル


上記の通り、メンバーシップ・リワード・プラスに加入すれば、1,000ポイントを1,000ANAマイルという高レートで移行できます!

1ポイントに対して1マイルを獲得できることから、最大1.0%のANAマイル還元率を実現できるという訳です。

ただ、ポイントをANAマイルに移行する際は、メンバーシップ・リワード ANAコースというサービスにも加入しなければいけません。

これは、年間参加費として5,000円の費用が掛かるサービスのこと。ANAマイルを貯めるためには加入しなければいけないサービスなので、覚えておきましょう。

ちなみに、メンバーシップ・リワード・プラスに加入すれば、アメックスの法人カードで貯められるポイントの有効期限が無期限になります

貯めたポイントが失効しなくなるということは、実質的にマイルの有効期限もなくなるということ。マイルを使いたいタイミングでポイントを移行すれば良いので、マイルの貯蓄に向いている法人カードと言えます!

最大1.0%のANAマイル還元率を実現するためには、アメックス法人カードの年会費とは別に、合計で8,000円のコストが掛かることになります。 とはいえ、移行サービスに掛かる8,000円の参加費は、年間で80万円の法人カード利用があれば、元を取れる金額です。 そのため、アメックスの法人カードを手にしたら、上記2つのサービスに加入することをおすすめします。


マイルの移行方法について解説!

アメックスの法人カードでマイルを貯めたい方の中には、ポイントをマイルへと移行する方法についてわからない方もいることでしょう。

アメックスが発行する法人カードでポイントをマイルに移行する方法は、簡単!基本的には、以下の手順を踏むことにより、アメックスの法人カードでマイルを貯められます。

  • アメックスの公式サイトにアクセスする
  • ポイントの移行に関するページへアクセスする
  • ポイントの移行フォームに必要事項を記入して申請する


上記の通り、計3つのステップを踏むことでポイントをマイルに移行できます。貯めるマイルにかかわらず手順は全く同じです。

ちなみに、移行フォームに記入する情報は、メールアドレスやマイレージクラブの会員情報など基本的なものばかりです。きっと、人によっては、ものの数分で全てのステップが完了する場合もあるでしょう!

初めてマイルの移行申請を行う場合に限り、実際にマイルが獲得できるのは、申請してから約2週間後となります。 初回だけポイントのマイル移行に時間が掛かるので、覚えておきましょう。


ANAマイルを貯める際に気を付けるべきこと

アメックスの法人カードで貯めたポイントをANAマイルに移行する際は、移行上限に気を付けるようにしましょう

移行上限とは、アメックスが定めているポイントをマイルに移行できる上限数のこと。当然ながら、設けられている移行上限より多くのポイントをANAマイルに移行することはできません。

この移行上限は、メンバーシップ・リワード・プラスに加入していない場合、年間80,000ポイント(40,000マイル)までです。

メンバーシップ・リワード・プラスに加入している場合は、年間40,000ポイント(40,000マイル)までとなっています。

このように、メンバーシップ・リワード・プラスの加入状況にかかわらず、年間で獲得できるANAマイルは40,000マイルまで。アメックスの法人カードでANAマイルを貯めようと考えている方は、この移行上限を覚えておくようにしましょう。

ちなみに、移行上限が設けられているのは、ANAマイルのみです。なので、アメックスの法人カードでANA以外のマイルを貯めようと考えている方であれば、移行上限を気にする必要はありません。

出張者に有益な様々なトラベルサービス

法人代表者や個人事業主の中には、出張の機会が多い方もいるのではないでしょうか?

そんな方にアメックスの法人カードはおすすめ!

というのも、アメックスの法人カードには、出張者に嬉しいトラベルサービスが豊富に付帯しているからです。

例えば、アメックスの法人カードを導入することにより、30ヶ所以上もの空港に設置されているラウンジを無料で利用できます

利用できる空港ラウンジでは、新聞や充電器の貸し出しを始め、フリードリンクや軽食などのサービスも提供。また、ゆったりとしたソファーで存分にくつろげるので、空港での待ち時間をより快適に過ごしたい方にぴったり。

もちろん、アメックスの法人カードに備わるトラベルサービスは、空港ラウンジの無料利用サービスだけではありません。アメックス法人カードで利用できるトラベルサービスの一例は、下表にまとめています。

サービス名内容
オーバーシーズ・アシスト各国ほとんどの場所で利用可能。電話一本でその国の現地情報を日本語でサポート。
HIS アメリカン・エキスプレス・
トラベル・デスク
H.I.S.が提供するホテルやパッケージツアーなどを国内外問わず電話1本で予約できるサービス。
手荷物宅配サービス自宅から空港まで、空港から自宅までスーツケース1つを無料で配送してくれるサービス。
JR東海エクスプレス予約サービスJR東海が提供するエクスプレス予約を利用できるサービス。東海道・山陽新幹線を会員価格で予約可能。


アメックスの法人カードでは、上記のようなトラベルサービスが利用できます。なので、アメックスの法人カードを所持していれば、より出張を快適なものにしてくれることでしょう!

法人カード屈指のステータス性

アメックスの法人カードは、高いステータス性を誇っているところにも魅力があります!

アメックスのクレジットカードが日本に広がり始めたのは、1980年代のバブルの時期です。この時代から、多くの富裕層がアメックス社のクレジットカードを所持し始めました。

いくらバブルの時期とはいえ、アメックスのクレジットカードを所持できたのは限られた人のみ。当時から、アメックスのクレジットカードには高い年会費が設けられていたため、気軽に所持できた訳ではありません。

なので、限られた富裕層しか所持できない = 高いステータス性を持っているとして、アメックスのクレジットカードは認知されました。

そして、このイメージは、今もなお色濃く残っています。そのため、アメックスの法人カードはステータス性が高いという認識をたくさんのビジネスマンが持っているという訳です。

また、富裕層の方が満足するような豪華な付帯サービスや高い性能を備えているところも、アメックスの法人カードが高ステータスとして知られる理由の1つ。

上記が、アメックスの法人カードがステータス性が高いと呼ばれる理由です。

充実した旅行傷害保険

マイルが貯めやすいアメックスの法人カードには、充実した旅行傷害保険が備わっています。

アメックスでは、ランクごとに3種類の法人カードを作成。一般・ゴールド・プラチナランクの法人カードを用意しています。

同じランク帯の法人カードと、備わる旅行傷害保険を比較してみると、その手厚さがわかります。どのランクのアメックス法人カードも、旅行傷害保険の充実度は特徴的です。

それでは、各ランクによって異なる旅行傷害保険の詳細を紹介します。

法人カード名アメックス・ビジネスグリーンアメックス・ビジネスゴールドアメックス・ビジネスプラチナ
券面 アメックス・ビジネスグリーン アメックス・ビジネスゴールド アメックス・ビジネスプラチナ
ランク一般ゴールドプラチナ
海外旅行傷害保険
傷害死亡・後遺傷害最高5,000万円最高1憶円最高1億円
傷害・疾病治療最高300万円最高300万円最高1,000万円
賠償責任最高4,000万円最高4,000万円最高5,000万円
携行品損害最高50万円最高50万円最高100万円
救援者費用最高400万円最高400万円最高1,000万円
国内旅行傷害保険
傷害死亡・後遺傷害最高5,000万円最高5,000万円最高5,000万円
入院保険金付帯なし付帯なし日額5,000円
手術保険金付帯なし付帯なし最高20万円
通院保険金付帯なし付帯なし日額3,000円


上記表の通り、一般ランクのアメックス法人カードには、国内外で最高5,000万円もの補償が備わっています!

一般ランクの法人カードの場合、最高1,000万円の海外旅行傷害保険を付帯していることがほとんど。国内旅行傷害保険に関しては、付帯していない一般ランクの法人カードも多いです。

それと比較すると、いかにアメックスが発行する一般ランクの法人カードが充実した旅行傷害保険を備えているかわかります。

そして、プラチナランクのアメックス法人カードには、国内最高5,000万円・海外最高1億円という手厚い旅行傷害保険が付帯しています。

これほどの旅行傷害保険が付帯していれば、万が一出張時に入院などをしても、その費用を一部負担してくれるます!

ちなみに、アメックスの法人カードに付帯する旅行傷害保険は、ランクに関わらず家族特約を備えています。

家族特約とは、アメックス法人カードの所持者だけでなく、その家族の方も補償を受けられる保険のこと。家族も一緒に守れるので、アメックスの法人カードは旅行傷害保険が手厚いと言えます!

一般ランクの場合、交通費などをアメックスの法人カードで支払わないと、旅行傷害保険が適用されません。 出張時のトラブルに対応できなくなるので、交通費などはアメックスの法人カードで支払うようにしましょう。


アメックスが発行している法人カード

カード会社が発行する法人カードは大きく分けて2種類に分類することができます。

ブランド自身がコンセプトを確立し発行し、決済ブランドも同ブランドに統一されているプロパーカード。そしてカード発行やブランディングをメインに担う発行会社と決済ブランドとして提携し発行する提携カードです。

前者をアメックスのオリジナルカード、後者は他会社とのコラボレーションカードとった感覚で捉えるとわかりやすいかもしれません。ここではプロパーカードと提携カードのそれぞれに分けて、アメックス系法人カードを紹介します。

アメックスのプロパーカード3枚とその比較

アメックス自社で発行しているプロパーカードで、法人と個人事業主が利用できるクレジットカードは以下の3種となっています。

法人カード名アメックス・ビジネスグリーンアメックス・ビジネスゴールドアメックス・ビジネスプラチナ
券面 アメックス・ビジネスグリーン アメックス・ビジネスゴールド アメックス・ビジネスプラチナ
発行対象20歳以上の法人代表者・個人事業主
国際ブランドAmerican Express
年会費税込13,200円税込36,300円税込165,000円
追加カード税込6,600円税込13,200円4枚まで無料
5枚目以降税込13,200円
ポイント還元率0.5%〜1.0%
マイル還元率最大1.0%
海外旅行傷害保険最高5,000万円最高1億円最高1億円
国内旅行傷害保険最高5,000万円最高5,000万円最高5,000万円
ショッピング保険年間最高500万円
空港ラウンジサービス
コンシェルジュ


プロパーカード比較レビュー
年会費の項目を比較すると、当然ながら一般ランクのアメックス法人カードがリーズナブル。税込13,200円という比較的リーズナブルな年会費でアメックスビジネスカードを導入できます。

プラチナランクのアメックス法人カードと比較してみると、その年会費の差は歴然です!なんと、118,000円もの差があります。

そのため、導入コストのことを考えるのであれば、一般ランクのアメックス法人カードを検討する方が良いでしょう。

とはいえプラチナランクのアメックス法人カードには、コンシェルジュサービスが備わっています。

これは、24時間365日あなたが抱える様々な要望に応えてくれるサービス。航空券の取得やレストランの予約といった煩雑な作業を代わりに行ってくれることから、忙しいビジネスマンにおすすめの1枚です。


アメックスの提携カード2枚とその比較

アメックス×セゾン提携の提携カード


法人カード名セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
券面 セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
発行対象法人代表者・個人事業主・会社員
国際ブランドAmerican Express
年会費年会費永年無料税込22,000円
追加カード無料税込3,300円
ポイント還元率0.5% (海外利用時1.0%)
マイル還元率最高0.3%最高1.125%
海外旅行傷害保険最高1億円
国内旅行傷害保険最高5,000万円
ショッピング保険年間最高300万円
空港ラウンジサービス
コンシェルジュ


セゾン提携アメックスカード比較レビュー
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはアメックスという名高い決済ブランドを利用できるというのに年会費は無料、もしくは安価設定とコスト面での魅力が特徴的です。

しかし、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードに比べて保険やサービスの面で少し物足りないと感じる面も。

一方、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード法人カードは年会費が2万円程と高額な設定になっているものの、充実した保険、付帯サービスが備わっており得られるもののことを考えるとむしろコストパフォーマンスが良いと言えます。

同じアメックス提携の法人カードではありますが、年会費など予算面についての選択肢が広いためカードを利用する法人代表者や個人事業主の状況に合わせて法人カードを選べるのが利点と言えます。


アメックス×MUFG提携の提携カード


法人カード名MUFG・ゴールドMUFG・ゴールド・プレステージMUFG・プラチナ
券面 MUFG・ゴールド MUFG・ゴールド・プレステージ MUFG・プラチナ
発行対象業歴3年以上で、2期連続黒字決算の法人または個人事業主
国際ブランドAmerican Express
年会費税込2,095円税込11,000円税込22,000円
追加カード税込1,100円税込2,200円税込3,300円
ポイント還元率1000円で1ポイント
海外旅行傷害保険最高2,000万円最高5,000万円最高1億円
国内旅行傷害保険最高2,000万円最高5,000万円最高5,000万円
ショッピング保険年間限度額100万円年間限度額300万円年間限度額300万円
利用可能枠50万円~200万円100万円~300万円100万円~500万円
空港ラウンジサービス
コンシェルジュ


MUFG提携アメックスカード比較レビュー
MUFG(三菱UFG)がアメリカンエキスプレスと提携して発行しているビジネスカードは年会費が税込2,095円のでもゴールドランク以上となっています。

どれも各種保険や利用額が十分な額の設定となっており、中小企業から毎月の経費金額が大きくなる大規模な企業までが対象となり得る仕様です。

その券種をとっても、十分な補償が受けられること、そして空港ラウンジサービスなどといったビジネスサービスの恩恵が受けられるのが魅力と言えるでしょう。

ハイランクなMUFGプラチナ・ビジネス・アメックスカードは2年連続で黒字決算をしていることが前提条件として明記されているため、自身がないという人はまず安価であるMUFGゴールド・ビジネス・アメックスから申し込むことがおすすめです。


まとめ


プロパーカードは発行会社も決済ブランドも同一ブランドであるがゆえに共通項目が多かったのに対して、提携カードの場合は券種ごとに様々な点で違いが見受けられました。

同じアメックス系の法人カードといえども、その中に詰まった性能やスペックには実に多くの組み合わせがあるため、自分のビジネススタイルに合う一枚をじっくりと吟味すると良いでしょう。

8種類のアメックス系ビジネスカードを年会費で比較

上記ではアメックスのプロパーカードと提携ビジネスカードについてご紹介しておりますが、これら全てを年会費でも比較してみましょう。

まず全てを並べた年会費の一覧がこちらになります。

券面 アメックス・ビジネスグリーン アメックス・ビジネスゴールド アメックス・ビジネスプラチナ
年会費税込13,200円税込36,300円税込165,000円
追加カード年会費税込6,600円税込13,200円税込13,200円
券面 セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費無料税込22,000円
追加カード年会費無料税込3,300円
券面 MUFG・ゴールド MUFG・ゴールド・プレステージ MUFG・プラチナ
年会費税込2,095税込11,000円税込22,000円
追加カード年会費税込1,100円税込2,200円税込3,300円


一般ランクのビジネスカードで年会費を比較

アメックス・ビジネスグリーンセゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
券面 アメックス・ビジネスグリーン セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費税込13,200円無料
追加カード年会費税込6,600円無料


設立したての中小企業におすすめしたい、一般向けランクのアメックス系法人カードには以下2種類があります。

  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード
  • セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード


株式会社クレディセゾンがアメックスと提携して発行するセゾンコバルト・アメックスカードは追加カードを含め年間の維持費が抑えられます。

また海外で利用した際にはポイント還元率が通常時の2倍となりかなりお得に。費用をかけずに決済ブランドがアメックスのクレジットカードを利用したい方そして主に海外での利用機会が多いというビジネスパーソンにおすすめの二枚と言えるでしょう。

セゾンコバルト・ビジネスアメックス


セゾンコバルト・ビジネスアメックス

年会費永年無料
マイル還元率最高0.3%
国際ブランドAmerican Express
旅行傷害保険


  • 年会費永年無料!リーズナブルなビシネスカード
  • ポイント還元率は海外利用時に2倍に。海外で使える法人カードが欲しいという方に◎


セゾンコバルト・ビジネスアメックスの詳細へ

アメックス・ビジネスグリーン


アメックス・ビジネスグリーン

年会費税込13,200円
マイル還元率最高1.0%※メンバーシップ・リワード・プラス加入時の数値です。
国際ブランドAmerican Express
旅行傷害保険最高5,000万円


  • 一般ランクの法人カードなのに空港ラウンジサービスが付帯
  • ANAマイル還元率が最大1.0%!
  • 海外に行く機会の多いビジネスパーソン、費用をあまりかけずにラウンジを利用したい方に◎


アメックス自身が発行するプロパーカードであるアメックス・グリーンビジネスカードは本家のカードだけあって年会費もそれなりの額となっています。

無料、または1,000円〜3,000円付近の価格設定が多い他の一般向けランクの法人カードと比べれば、高額な部類に入ることがはっきりとわかります。

しかしながら備えられているスペックは充実しており、最高5,000万円の旅行障害補償の付帯、500万円のショッピング保険、ラウンジサービスなどアメックスが用意する付帯サービスを利用することが可能となります。

アメックス・ビジネスグリーンの詳細へ

ゴールドランクのビジネスカードで年会費を比較

アメックス・ビジネスゴールドMUFG・ゴールドMUFG・ゴールド・プレステージ
券面 アメックス・ビジネスゴールド MUFG・ゴールド MUFG・ゴールド・プレステージ
年会費税込36,300円税込11,000円税込11,000
追加カード年会費税込6,600円税込1,100円税込2,200円


設立してから安定してきたという中小企業におすすめしたい、ゴールドランクのアメックス系法人カードには以下3種類があります。

  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
  • MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメックス・カード
  • MUFGカード・ゴールドプレステージ・ビジネス・アメックス・カード


MUFGが発行するビジネスカードのポイント還元率は、国内では0.5%、海外では1.0%となります。

さらに前年度決済額に応じて、獲得するポイントの50%が追加ボーナスとして付与されるといった仕様になっているためお得です。

MUFGゴールド・アメックス


MUFGゴールド・アメックス

年会費税込2,095円
マイル還元率
国際ブランドAmerican Express
旅行傷害保険補償額最高2,000万円


  • 潤沢なポイントアップサービスで効率良くポイントが貯まる!
  • 低年会費なのに国内外最高2,000万円の補償額
  • 保険やポイント付与サービスを必要としている、日本を中心に活躍する企業代表者の方に◎


MUFGゴールドプレステージ・アメックス


MUFGゴールドプレステージ・アメックス

年会費税込11,000円
マイル還元率
国際ブランドAmerican Express
旅行傷害保険最高5,000万円


  • アメリカン・エキスプレス・コネクトで効率の良い経費削減に
  • 旅行傷害保険国内外最高5,000万円の付帯!,000万円の補償額
  • 手厚い保険やポイント付与サービスを必要としている、日本を中心に活躍する企業代表者の方に◎


アメックス・ビジネスゴールド


アメックス・ビジネスゴールド

年会費税込36,300円
マイル還元率最大1.0%※メンバーシップ・リワード・プラス加入時の数値です。
国際ブランドAmerican Express
旅行傷害保険補償額最高1億円


  • きらめく金色の券面はハイランクの証!ステータス性が高い法人カード
  • 高いマイル還元率で、全16社の航空会社のマイルを貯められる!
  • 短いスパンで海外を飛び回るビジネスパーソンに◎


アメックス・ビジネス・ゴールド・カードには、年会費に相当する充実の補償内容が付帯しています。海外最高1億円、国内最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯するため、海外への出張や旅行が多い方におすすめの付帯サービスとなっています。

ゴールドカードを低コストで所持したい企業や責任者の方にはMUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメックス・カードを、高額な年会費にはなるものも出張や旅行に備えたい方にはアメックス・ビジネス・ゴールド・カードをおすすめします。

プラチナランクのビジネスカードで年会費を比較

MUFGプラチナ・ビジネスアメックスセゾンプラチナ・ビシネス
券面 MUFG・プラチナ アメックス・ビジネスプラチナ
年会費税込22,000円税込22,000円
追加カード年会費税込3,300円税込3,300円


企業としてかなり安定してきており、一つ上の体験を求めているという代表者には、プラチナランクのアメックス系法人カードとして以下2種類がおすすめです。

  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  • MUFG・プラチナ・ビジネス・アメックス・カード


セゾンプラチナ・ビジネスカードもMUFGも年会費は同じく税込22,000円となっています。

しかしセゾンプラチナ・ビジネスカードに関しては、初年度の年会費が無料という嬉しい仕様となっています。※予告なく終了することがあります。

そんなセゾンプラチナ・ビジネスカードには、最大1.125%のマイル還元率が付帯。

また、各国の空港ラウンジが使用できるプライオリティパスの発行や、チケット手配やホテルの予約等を請け負ってくれるコンシェルジュサービスなど、豪華なサービスが備わっています。

両ビジネスカードともに最高1億円もの保険サービスが補償されていますが、MUFG・プラチナ・ビジネス・アメックス・カードには飛行機遅延のトラブルにも対応する珍しい保険があるため、補償内容を手厚くしたいという方にはこちらがおすすめです。

セゾンプラチナ・ビジネスカード


セゾンプラチナ・ビジネスカード

年会費税込22,000円
マイル還元率最大1.125%
国際ブランドAmerican Express
旅行傷害保険補償額最高1億円


  • マイル還元率が最高1.125%!(平均的な還元率の約3倍)
  • 通常年会費45,000円のプライオリティ・パスを無料で作ることが可能。出張者におすすめ◎


MUFG・プラチナ・アメックス


MUFG・プラチナ・アメックス

年会費税込22,000円
マイル還元率0.8%
国際ブランドAmerican Express
旅行傷害保険補償額最高1億円


  • 海外では最高1.35%もの還元率を実現できるポイントプログラムが付帯
  • 最高補償額が1億円の保険サービスに加え、国内の空港ラウンジを無料利用可能
  • 飛行機の遅延にも対応の保険あり。手厚い保険を備えたいという出張者におすすめの一枚◎


こういった特徴から、手厚い保険を求めるのならばMUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメックス・カード、それ以外の方はセゾンプラチナ・ビジネスカードがおすすめです!

高ステータスなおすすめのアメックス法人カード

アメックスが発行する法人カードを導入するなら、アメックス・ビジネスゴールドがおすすめ!

というのも、このアメックス法人カードは、高いステータス性を誇り、優待特典も充実しているからです!

アメックス・ビジネスゴールドが持つ魅力の1つとして挙げられるのは、やはり高いステータス性を誇っているところ。そもそもステータス性が高いことで有名なアメックスのゴールド法人カードということもあり、その社会的地位は高いです。

そんなアメックス・ビジネスゴールドは、マイルの貯蓄に向いています。特に、ANAマイルの貯めやすさが魅力的。

最大1.0%のマイル還元率を実現できるので、交通費などの経費削減に役立つこともあるでしょう。

もちろん、アメックス・ビジネスゴールドが持つ魅力は、これらだけではありません。

以下のページでこのアメックス法人カードの特徴をより詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!

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アメックス以外におすすめの法人カードについて

ここまでで、アメックスが発行する法人カードについて解説しました。

特に、マイルの貯めやすさ・ステータス性の高さに魅力があるので、ぜひアメックスの法人カードを検討してみてください!

とはいえ、法人カードを導入する際は、他の選択肢も確認しておくことが大切です。そうすれば、各法人カードの特徴を比較しながら選べるため、ぴったりな1枚を導入できる可能性が上がります。

そこで、アメックスの法人カードを含め、他の選択肢も確認しておきたいという方に活用して欲しいのが当サイトです。

当サイトでは、アメックスが発行するものはもちろんのこと、多種多様な法人カードを紹介しています。また、各用途別に作成した法人カードのランキングも掲載しているので、一見の価値はあると思います。

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