こういった方も多くいるのではないでしょうか?
法人カードが事業用クレジットカードということもあり、作り方が難しいと見られがち。しかし、法人カードの作り方はとても簡単!
法人カードによっては、ネットでの手続きのみで完了するものもあるくらいです。
しかし、ただ法人カードの作り方を知っておくだけでは、少々不安が残るかもしれません。特に、初めて法人カードを作るのであれば、より一層不安を覚えるでしょう。
そこで、今回は法人カードの作り方について徹底解説。5つのステップに分け、詳細にわかりやすく解説します。
また、法人カードの作成にあたり、知っておいた方が良い知識も紹介します。法人カード初心者の方でも読みやすい内容になっているので、ぜひご覧ください!
目次
作り方は大きく分けて5つのステップ!
法人カードの作り方は、以下のような5つのステップで分けられます。- 法人カードへの申し込み
- 本人確認の手続き
- 発行の有無を決める審査
- 審査通過の連絡
- 法人カードの受け取り
では、この作り方の5ステップについて、それぞれ解説していきます。
法人カードへの申し込み
法人カードの作り方で最初に行うのは、当然のことながら申し込みからです。ものによりますが、法人カードの申し込み方法は以下の4種類となります。- ネットからの申し込み
- 資料請求での申し込み
- 電話での申し込み
- 店舗での申し込み
一般的な法人カードの申し込み方法は、ネットからの申し込み。
簡単に入力でき、店舗に行かなくて済みます。なので、手間も時間も減らしやすいのが魅力です。
そして、法人カードによっては、資料請求から申し込めるものも存在します。この場合、まずは資料請求の連絡をしなくてはいけません。
そのうえで、届いた資料を返送して申し込み開始となり、少々煩わしさを感じます。
また、非常に特殊な法人カードだと、申し込みは電話や店舗での対応のみ。店舗に行くとなると、移動などのデメリットが大きいので、しっかりと検討した方が良いでしょう。
本人確認の手続き
法人カードに申し込むと、次の作り方のステップである本人確認へと進みます。発行会社としては、法人カードを申し込んだ方が本人である確証がありません。そのため、送られてきた情報を基に、電話などで本人確認を行います。
聞かれる情報は、氏名・生年月日・事業情報など。申し込んだ本人であれば答えられる質問なので、特に構える必要はありません。
本人確認は、メジャーであるネットからの申し込みだと、ほとんどのケースで発生します。なので、法人カード申し込み後は、できるだけ電話に出られるようにしておきましょう。
発行の有無を決める審査
作り方のステップの折り返し地点となるのが、法人カード発行の審査です。法人カードに申し込むと、発行会社は審査を行います。この審査に通過すると、無事に法人カードが作成されます。
では、審査でどんなことを見られるのかというと、知ることはできません。これは、発行会社が法人カードの審査情報を明かしていないからです。
なので、法人カードを申し込んだら、できることは審査の通過を願うだけ。
審査通過の連絡
法人カードの審査を受けるステップが終われば、次はもちろん結果の連絡。作り方のステップも、ここまで来ればほとんど終わりです。法人カードの審査が完了すると、電話またはメールで結果を伝えられます。
法人カードによっては、審査通過後に入会書が送られるケースもあります。
これは、必要事項を記入し、返送すれば問題ありません。必要書類の同封を求められることもあるので、その場合は忘れずに入れてください。
もし、審査に落ちていれば、別の法人カードを検討しましょう。
法人カードの受け取り
作り方のステップの最後は、待ちに待った法人カードの受け取りです!審査通過後に入会書が送られてくる法人カードは、その書類が発行会社に届き次第、法人カードを郵送してくます。店舗での受け取りは、ほとんどの法人カードが対応していません。
送られてきた法人カードを受け取る際、本人確認が必要です。なので、運転免許証やパスポートなど、写真付きの身分証明書を用意しておいてください。
法人カードによっては、審査通過後、そのまま送られてくることもあります。そのため、受け取りの事前準備をしておくと良いでしょう。
事前準備で法人カードの手続きがスマートに!
ここまで、5つのステップに分けて、法人カードの作り方を紹介しました。ただ、法人カードを作る前に、準備を整えておくと手続きが進みやすくなります。そこで、法人カードの作り方とは別に、事前に準備しておくことを紹介します!
揃えなければならない必要書類
法人カードを作るにあたって、必要書類を用意しなくてはいけません。必要書類は、どの法人カードであっても1つはあります。なので、法人カードを作るなら、知識として持っておくに越したことはありません。
主な法人カードの必要書類は、以下の通りです。
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 法人確認書類(※法人代表者のみ)
- 事業証明書(※個人事業主のみ)
- 所得証明書(※キャッシングを付帯する時のみ)
上記で挙げたものが、主な法人カードの必要書類となります。
ただし、法人カードによって必要書類が異なるので、作る前に確認するようにしてください。
引き落とし先となる銀行口座
ほとんどの法人カードは、利用分の金額が指定した口座から引き落とされます。そのため、銀行口座を作っておかなくてはいけません。法人代表者であれば、法人口座の作成が必要。個人口座では認められないケースが多いので、法人口座を作っておいてください。
法人口座の作成には時間が掛かるので、事前に作成しておくことをおすすめします。
一方、個人事業主であれば、屋号口座または個人口座を作成しなくてはいけません。
ただ、個人口座でも対応しているので、ほとんどの方が作成済みかと思います。なので、法人カードのために銀行口座を作成する手間は省けることでしょう。
他人に任せる方は連帯保証人
法人カードの作成には、連帯保証人が必要となります。とはいえ、法人カードの連帯保証人は、申請者自身を指定可能。また、法人代表者であれば、「法人格」である会社を指定できます。
ただ、申請者自身に信頼性がないと発行会社に判断されれば、連帯保証人になれないかもしれません。なので、連帯保証人になれるか心配な方は、法人カードを作る前に探しておきましょう。
そうは言っても、発行会社が「信頼できる」と思って法人カードを作ったので、そこまで心配に思うことはないかもしれません。
事業の証明に使用している印鑑
ほとんどの法人カードでは、作成にあたって紙での入会書を発行会社に送らなくてはいけません。その際、事業の証明となる印鑑が必要になることがあります。
もし、事業用の印鑑として専用のものを作った方は、事前に用意しておかなくてはいけません。
また、法人代表者は「法人印」が必要となります。なので、法人カードを作る前に用意しておくと、手続きを進めやすくなるのではないでしょうか。
作り方だけでなく選び方も知っておくべき!
法人カードの作り方について知り、満足している方もいるのではないでしょうか?実は、法人カードの作り方を知って満足するのは、非常に危険なこと。なぜなら、どの法人カードを作成すべきかわかっていないケースが多いからです!
法人カードの作成に際し、適切な選び方を知っておく必要があります。そうでなければ、法人カードを作った後に選び直すことになるかもしれません。
法人カードの選び方として重要なのは、用途に合わせて作ること。
例えば、経費削減を狙うならポイントの貯めやすさ、作業効率化を狙うならサービスの充実度など。事業を始めたばかりであれば、審査の通りやすさを気にしなくてはいけません。
これらを考えずに法人カードを作れば、年会費を無駄に支払っただけになることもあります。なので、法人カードを作る前に、選び方をしっかりと知っておきましょう。
審査情報を事前に知って対策を!
法人カードの審査を通過できるか不安な方もいることでしょう。そんな方は、法人カードの審査情報を知っておくことをおすすめします。法人カードの審査情報は、明かされていないとはいえ、業界全体で言われている情報があります。それが、法人カードの審査基準です。
審査基準は、設立3年以上・黒字経営2期以上と言われています。
これだけの事業であれば、傍から見ても安定しているとわかるので、審査基準としてあってもおかしくありません。
ですが、法人カードの審査に関する口コミを調べると、これに当てはまらないことがほとんど。そのため「審査基準を満たしていないから、法人カードは発行できない」と一概に言えるものではありません。
ちなみに、当サイトでは、申込データを参照して、各法人カードの審査通過率を算出しています。それを見れば、作りやすい法人カードがわかるので、参考にしても良いかもしれません。
申し込みから発行までの期間はどれくらい?
法人カードの作り方を知ると、発行までの期間が気になるかと思います。法人カードの発行期間は約1ヵ月。
ただ、審査や本人確認の精度が上がったのか、最近では2~3週間で作られる法人カードも多くなってきています。
法人カードによっては1週間以内など、作られるまでの期間が短くなってきている印象です。
もし、法人カードを早く作りたい方は、各公式サイトを見てみると良いでしょう。「最短3営業日発行」と謳っている法人カードもあるので、選択肢として挙がるかもしれません。
作り方を知ったらぴったりな法人カードを探すだけ!
以上、法人カードの作り方の解説でした!作り方を知ったからといって、事前準備や選び方の確認を怠らないようにしてください。
法人カードの作り方がわかれば、あとは導入する1枚を選ぶだけです。選び方で触れたように、用途に合わせた法人カードを導入すると良いでしょう!
当サイトでは、扱っている法人カードの情報が50枚以上。それらを用途別に比較し、作成したランキングまで掲載しています。
なので、導入する法人カードを探している方は、参考にしてみてはいかがでしょうか?
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