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法人カードを複数枚持つメリットを解説!2枚目以降のおすすめカードも紹介

法人カードを複数枚持つ人にメリットなど解説
経費処理の簡略化やキャッシュフローの安定といった恩恵を期待できる法人カード。

これらのメリットをさらに強化できることから、2枚目以降の法人カードを導入したいと考えている方もいるのではないでしょうか?

例えば、複数枚の法人カードを導入することによって、用途別に使い分けられます。法人カードによって特徴は異なるものの、複数枚発行すれば良いところだけを活かすことが可能

メインの法人カードのデメリットを補うといった使い方ができるため、2枚目以降の導入はおすすめです。

もちろん、2枚目以降の法人カードを導入する方が良い理由は、これだけではありません。その理由について詳しく知れば、法人カードを何枚か発行することによって、さらにビジネスの効率化が期待できることでしょう。

そこで今回は、法人カードを何枚か導入することによって得られるメリットを解説。どういった恩恵があるのか1つずつ紹介することに加え、法人カードを複数枚所持する際に気を付けるべき注意点についても紹介します。

また、2枚目以降に向いている法人カードも紹介するので、ぜひ最後まで見てみてください!

2枚目以上法人カードを発行するメリット4点

法人カードは何枚か持っておくことによって、非常に様々なメリットを獲得できます。複数枚発行によるメリットは、以下の通りです。

  • 突然の支払いに対応しやすい
  • 法人カード毎に異なる特徴を活かせる
  • 用途別に使い分けができる
  • 実質的に限度額を増やせる


それでは、上記4つのメリットについて、1つずつ確認していきましょう!

何枚かあれば突然の支払いに対応しやすい

まず、複数枚の法人カードを発行するメリットとして紹介するのが、「突然の支払いに対応しやすい」というものです。

法人カードは、限度額の範囲内で利用することが可能。限度額いっぱいまで利用したとすると、当然ながら利用額の返済が終わるまで法人カードは利用できなくなってしまいます。

もし、法人カードを1枚しか所持していなかった場合、限度額ギリギリまでそのカードを利用していたとすると、突然の支払いに対応できません。

こういった場合は、現金などで支払わなければいけないため、キャッシュフローが不安定になる可能性があります。

しかし、法人カードを何枚か所持していた場合、仮に1枚目を限度額いっぱいまで利用していたとしても、2枚目で急な支払いに対応可能現金での支払い対応といった必要がなくなるので、キャッシュフローの安定を保ちやすくなります。

2枚目以降の特徴を活かせる

法人カードというのは、発行会社毎に付帯するサービスが全く異なります。

そのため、1枚目の法人カードにはないサービスを受けることができるというのも、複数枚導入するメリットの1つです。

また、発行会社で付帯するサービスが異なるだけでなく、法人カード自体の性能にも違いがあります。「還元率が高い」・「旅行傷害保険が充実」・「優待サービスがお得」・「ステータス性が高い」など、法人カードによってその特徴は様々。

2枚目以降の法人カードを導入すれば、各カードの特徴をいいとこ取りするといった使い方ができることでしょう!

複数あれば用途別に使い分けができる

法人カードを複数枚導入すれば、用途別に使い分けることができます!

例えば、法人カード1枚で様々な経費の支払いをしていたとすると、経費処理の際に勘定項目毎で経費を計上する必要があります。

もちろん、利用明細書を確認すれば簡単に勘定項目の振り分けはできますが、それでも手間であることには変わりありません。

しかし、法人カードを何枚か導入することによって、用途別に使い分けることが可能。結果として、勘定項目ごとに経費を計上する手間を削減しやすくなるため、経費処理の簡略化に一役買ってくれるはずです。

限度額を、複数枚分増やせる

最後に紹介する法人カードを複数枚導入するメリットが、「実質的に限度額を増やせる」というものです。

2枚目の法人カードを選ぶ際、ただ性能が良ければ良いというわけではありません。なぜなら、2枚目に選んだ法人カードによっては、性能が下がってしまうからです。

どの法人カードにも、利用限度額が設けられています。この利用限度額ですが、あなたが所持する法人カードの発行会社と同じ場合はまとめられてしまいます。

例えば、A社発行の利用限度額最高500万円の法人カードを所持し、2枚目がA社発行の利用限度額最高300万円の場合。普通に考えれば、それぞれ最高500万円・300万円まで利用できると考えるかもしれません。

しかし、1枚目と2枚目の発行会社が同じ場合、適用されるのは最高額が高い方の利用限度額そして、どちらの法人カードを利用したとしても利用額が合算され、その利用限度額内での決済に制限されます。

つまり、今回の例で言うと1枚目と2枚目合わせて最高500万円しか使えないということです!

これでは、2枚目の法人カードをせっかく導入しても、利用額を気にしながら使用しなくてはいけません。

しかし、1枚目の発行会社とは別会社の法人カードを導入することにより、カード毎に限度額が設けられるため、実質的な増枠を実現できます

例えば、1枚目の法人カードが200万円・別の発行会社で作成した2枚目の限度額が100万円だったとします。この場合、利用できる限度額は合計300万円です!

実質的な限度額の増枠を実現できるので、法人カードを複数枚発行してみてはいかがでしょうか?

とはいえ、法人カードを複数枚発行する際も、審査に通過する必要があることには変わりありません。法人カードの審査に落ちれば、当然ながら限度額の実質的な増枠は叶わないので、注意してください。

追加カードを何枚か発行するのも1つの手段

多くの法人カードには、「追加カード」というサービスが付帯。従業員に支給することを前提に何枚かの法人カードを発行しようと考えている方は、追加カードの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

追加カードとは、親となる本カードの複製を作成できるサービスのこと。従業員に渡すことが前提にはなるものの、追加カードの導入によって様々なメリットを得ることができます

例えば、経費処理の簡略化に役立つ場合もあります。

従業員に追加カードを持たせれば、従業員はそのカードを使って経費を支払うことが可能。経費の立て替えや返還といった手間を削減できるため、追加カードの導入で経費処理の簡略化を狙いやすくなります。

また、ポイントが効率的に集めやすいというのも、追加カードによって得られる恩恵の1つです。追加カードで獲得したポイントは親となる法人カードに集約されるため、よりポイントが集めやすくなるでしょう。

しかし、法人カードの追加カードには、大きな注意点があります。それが、複数枚の法人カード導入による恩恵がほとんど受けられないという点です。

追加カードというのは、所持している法人カードの分身を作成するサービス。付帯するサービスが変わらないのはもちろんのこと、その性能も全て一緒です。

加えて、追加カードを発行しても限度額は合算扱いなので、「実質的な限度額増枠」・「緊急時の支払い対応ができる」といったメリットも受けることができません。

なので、従業員に渡すことだけを考えている方以外は、追加カードの導入よりも法人カードを複数枚発行する方が良いでしょう。

法人カードを複数枚所持する際の注意点とは?

複数枚の法人カードを導入する際は、気を付けなければいけない注意点があります。それが、「紛失・盗難時のセキュリティ管理」といったものです。

法人カードを複数枚所持するということは、それだけ紛失・盗難の危険性が上がるということ。しかも、導入する枚数が多いほど、紛失・盗難に気付きにくくなります。

そのため、何枚かの法人カードを導入しようと考えている方は、より一層のセキュリティ強化が大切になります。

セキュリティ強化の施策として効果的なのが、徹底した社内ルールを築き上げるというもの。例えば、法人カードが紛失・盗難の被害に遭った際は、以下のようなステップを踏むようにしましょう。

  • 発行会社への連絡
  • 警察に紛失・盗難届を提出
  • 届け出番号が発行されたら、発行会社に再度連絡


法人カードの紛失・盗難時のルールとして、上記3つのステップをマニュアル化しておきましょう。

上記のようにルールを作っておけば、万が一紛失・盗難による不正利用の被害に遭った際、その被害に対する補償を受けることが可能。反対に、ルール作りをしておかないと、紛失・盗難時に不正利用などの被害に遭ったとしても、補償を受けられないかもしれないので、気を付けてください。

複数枚発行におすすめの法人カードを用途別に紹介!

2枚目以降の法人カードを選ぶなら、1枚目とは違った性能を持つものがおすすめです。そこで、ここでは用途別に魅力的な特徴を持つ法人カードを3枚紹介します。

コスパで2枚目に選ぶならこの1枚!「オリコEXGold forBiz」

オリコEXGold forBiz

まず、複数枚の法人カード導入を検討している方におすすめとして紹介するのが、「オリコEXGold forBiz」です。

この法人カードは、ポイント還元サービスやレストラン予約サービスを備えながら、年会費が非常に安い1枚となっています!

オリコEXGold forBizが持つ魅力と言えば、何といってもポイント還元率が高いところ。そのポイント還元率は、最大1.2%となっていて、全法人カードの中でも高い数値です。

法人カードの平均還元率よりも2倍高い数値なので、ポイント還元による経費削減が非常に狙いやすいことでしょう!

しかも、この法人カードには、非常に魅力的なレストラン予約サービスが付帯しています。それが、「招待日和」というサービスです。

招待日和とは、日本全国200ヶ所以上にある高級レストランを複数名で予約した際に、1名分のコース料理が無料になるサービス。

利用するレストランによっては、接待費が割引されることから、接待が多いビジネスマンの方に愛されています。

そんなオリコEXGold forBizの年会費は税込2,200円と、ゴールド法人カードの中でもリーズナブルな金額です。一般ランクの法人カードと変わらないほどの年会費で、経費削減が期待できるサービスを利用可能!

なので、コスパを考えて2枚目以降の法人カードを導入しようと考えている方は、オリコEXGold forBizを検討してみてはいかがでしょうか?

オリコEXGold forBizの詳細

ステータス性で何枚目かに選ぶならこの1枚!「アメックス・ビジネスゴールド」

アメックス・ビジネスゴールド

続いて紹介するのは、ステータス性が高いだけでなく、高い性能を持つ「アメックス・ビジネスゴールド」です。

1枚目を機能面で選んだ方であれば、高いステータス性を誇るこの法人カードをぜひ検討してみてください!

この法人カードは、ステータス性に魅力がある1枚。発行会社として古い歴史を持つ「アメックス」が発行するゴールド法人カードということもあり、そのステータス性は多くの人が認めています。

所持しているだけで自身のステータスを示せることから、特に接待が多いビジネスマンの方から人気の法人カードです。

もちろん、ステータス性が高いだけでなく、性能面も申し分ありません。

この法人カードは、ANAマイルをなんと最大1.0%という高還元率で貯めることが可能!さらに、他14社のマイルも最大0.8%の還元率で貯められるため、飛行機での出張が多い方であれば、効率的に経費削減を狙えることでしょう。※メンバーシップ・リワードプラス加入時の数値です。

また、海外最高1億円・国内最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯しているところも、この法人カードが持つ魅力の1つです。

出張時に不慮の事故に遭っても、しっかりと治療費をカバーしてくれることから、出張時に向かいやすいはずです。

その他にも、高い利用限度額を設定できたり、充実したビジネスサポートサービスを備えていたりと、数多くの魅力を持つアメックス・ビジネスゴールド。

年会費は税込36,300円と高額ですが、その金額以上の恩恵を受けられるため、ステータス性が高い法人カードを探している方におすすめです!

アメックス・ビジネスゴールドの詳細

サービスの質で2枚目に選ぶならこの1枚!「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

最後に紹介するのが、一級品のサービスを数多く備えていて、法人カードの中でも高いの性能を誇る「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」です。

この法人カードは、特に性能が良い1枚を導入したい方におすすめの法人カードとなっています!

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードが持つ魅力は、JALマイル還元率が非常に高いところです。

そのマイル還元率は、なんと最大1.125%!全法人カードの中で高いのJALマイル還元率を誇っているため、出張が多い方であればJALマイルを集めやすいでしょう。

さらに、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードには、一級品のサービスが付帯しています。この法人カードに付帯するサービスの中でも、特筆するべきなのが「コンシェルジュサービス」です。

コンシェルジュサービスとは、24時間365日専任のコンシェルジュがあなたの要望に応えてくれるサービスのこと。様々なことを依頼でき、レストラン・ホテル・航空券の予約はもちろんのこと、ビジネスマンに嬉しい会議室の手配までしてくれます。

忙しいビジネスマンにとって、各種予約といった作業は煩わしいことと思います。しかし、この法人カードがあれば、そういった作業を依頼できるため、よりあなたの大切な時間を仕事に費やせるはずです!

このように、プラチナランクらしい高級なサービスを始め、高いマイル還元率を実現できるところが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの魅力。プラチナランクの中ではリーズナブルな税込22,000円という年会費で所持できるので、ぜひこの法人カードの導入を検討してみてください!

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの詳細

何枚か持つ場合、2枚目以降におすすめの法人カードはまだまだ存在!

今回は、法人カードを何枚か発行するメリットについて解説しました。

また、用途別におすすめの法人カードも紹介したので、何枚か導入する上でどれが良いかわからない方は、上の3枚から選んでみることをおすすめします。

とはいえ、2枚目以降の法人カードを導入するなら、他のものも確認してから選びたいという方もいることでしょう。

他の法人カードも確認すれば、よりあなたにぴったりな1枚が見つけられるかもしれません。

もし、他の法人カードも見てみたいという方がいたら、当サイトで探してみてはいかがでしょうか?

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