法人カードは経費の支払いを目的に作られているため、法人代表者や個人事業主が所持していると、ビジネス上幅広い恩恵を受けられることも。
しかし法人カードでなくても、個人カードでポイントを貯めたり、経費を立て替えたりはできます。となると、「個人カードよりも法人カードを持つメリットはあるの…?」と疑問を抱く方もいるのではないでしょうか?
この疑問に対しては、個人カードよりも法人カードがおすすめというのが答えになります!
法人カードは個人カードと違い、経費精算ソフトや福利厚生サービスなどの優待価格で利用可能。法人カード導入後にこれらを利用すれば、経費や人件費の削減などにつながるでしょう!
そこでこのページでは、法人カードと個人カードの違いと使い方について解説します。
目次
個人カードとの間にはこんな違いがある!
まずは、法人カードと個人カードにはどういった違いがあるのか具体的に掴む必要があります。そこで、法人カードと個人カードの違いをまとめた表を作成したので、確認してみましょう!
種類 | 個人カード | 法人カード |
---|---|---|
発行対象 | 個人 | 法人代表者 個人事業主 |
追加カード | 平均3枚 (家族分のみ) | 平均5枚 (従業員分のみ) |
使用用途 | 支払い全般 | 経費全般 |
利用限度額 | 平均100~200万円 | 平均200~500万円 |
引き落とし口座 | 個人口座 | 法人口座 屋号口座(個人口座) |
カードランク | 一般・ゴールド・プラチナ・ブラック | 一般・ゴールド・プラチナ |
審査対象 | 申請者 | 申請者・会社(事務所) |
上記が、個人カードと法人カードの違いについての比較表です。
法人カードは経費の決済に対応できるよう、個人カードよりも利用限度額が高いという違いがあります。
莫大な経費を使用する法人代表者や個人事業主の方が所持する法人カードによっては、この平均500万円という利用限度額を超えることもあります。
また、引き落とし口座にもそれぞれで違いがあります。個人カードの場合、一般的な銀行口座があれば、それを引き落とし口座に指定することが可能。
しかし法人カードの場合は違い、基本的に「法人代表者=法人口座」「個人事業主=屋号口座」と決められていることが多いです。
これらの他にも、カードランク数の違い、審査対象の違いなど、法人カードと個人カードにはいくつかの違いがあります。
個人カードにはない使い方はあるの?
大きな出費に利用すれば経費削減につながることも
個人カード同様、法人カードにも決済額に応じてポイントの貯まるサービスが基本的に備わっています。そのため、毎月経費の支払いが多い企業にとっては、ポイントを貯められるチャンスです!
最近では公共料金や通信費といった固定費を支払えるようになったので、法人カードの導入を経費削減につなげやすくなりました。
さらに、あなたの年間利用額によってお得な特典を貰える法人カードもあるので、支払えるものは全てまとめておけば経費削減を期待できることでしょう。
多くの社員が持つことで経費立替の手間を省ける!
法人カードは個人カードと違い、追加カードを複数枚発行ができます!そのため、多くの社員に持たせれば、社員による経費の立て替えが不要になります。不正利用されても法人カードの利用履歴はデータでしっかり残るので、会社としても持たせやすいでしょう。
引き落とし口座を1つにまとめれば手間やコストを削減につながる
複数枚の発行をした法人カードは、引き落とし口座を1つにまとめられます!個人カードは家族にしか発行できないので、従業員の支払い分もまとめられるのは法人カードの強みです。
支払いが集約されることで手数料を安く済ませられる他、経理担当者が領収書やレシートをまとめる手間も少なくなるので、時間や人件費などの削減が期待できます。
支払いの先延ばしで資金繰りを楽に!
法人カードの引き落とし日というのは、1ヶ月以上先となっていることが多いです。そのため、お金が用意できない場面でも、法人カードで支払えばキャッシュフローの調整が利きます。
中には引き落としまでの期間が最長2ヶ月という、キャッシュフローの改善がしやすい法人カードもあります。
法人カード選びはとても大変…?
法人カードと個人カードの違いについて、参考になりましたか?法人代表者や個人事業主にとって、法人カードはビジネスを支える重要な武器になるので、個人カードではなく法人カードの導入をぜひ考えてみてください。
そんな法人カードですが、既に何十枚という種類が発行されているので、1枚ずつ比較していけばあなたにピッタリな1枚が見つかるはずです!
そこで当サイトでは、初めて法人カードを所持する方でもぴったりの1枚が見つけられるよう、様々なランキングを用意しています。
下記の記事では、40枚以上の法人カードを比較し、厳選したうえで用途に合わせたランキングを作成したので、ぜひ参考にしてみてください!
総合的におすすめできる
法人カードランキング