きっと、JCBの法人カードを導入しようと考えているものの、どれがおすすめなのかわからないことでしょう。
JCBが発行する法人カードとひと口に言っても、その種類は豊富。
数種類のシリーズを用意していて、各法人カードが持つ特徴や魅力は異なります。
さらに、同じシリーズのJCB法人カードでも、ランクによって性能が全く違います。そのため、あなたにぴったりな法人カードを導入するのは、そう簡単なことではありません。
そこでこの記事では、4つの用途別におすすめのJCB法人カードを紹介します。各用途ごとに導入するべきおすすめの4枚を紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
3シリーズのおすすめJCB法人カードを一覧表で比較
JCBでは、全部で3つのシリーズの法人カードを作成しています。- JCB法人カードシリーズ
- JCB CARD Bizシリーズ
- JCBビジネスプラスシリーズ
JCB法人カードシリーズとJCB CARD Bizシリーズでは、「一般・ゴールド・プラチナ」3種類のランクを用意しています。一方でJCBビジネスプラスシリーズにはプラチナランクが存在せず、「一般・ゴールド」2種類のランクしかありません。
各シリーズによって、JCB法人カードが持つ特徴はさまざま。以下の表にて、JCBが発行している計8種類の法人カードを一覧表で紹介していますから、ぜひ参考にしてみてください!
シリーズ名 | JCB法人カードシリーズ | JCB CARD Bizシリーズ | JCBビジネスプラスシリーズ | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ランク | 一般 | ゴールド | プラチナ | 一般 | ゴールド | プラチナ | 一般 | ゴールド |
券面 | ||||||||
還元サービス | ポイント | ポイント | キャッシュバック | |||||
ポイント還元率 | 最大0.75% | 最大0.80% | 最大0.85% | 最大0.75% | 最大0.80% | 最大0.85% | 最大3.0% (キャッシュバック率) | |
マイル還元率 | 移行不可 | 0.3% | 0.3% | 0.3% | 移行不可 | |||
旅行傷害保険 ※全て利用付帯 | 国内:最高3,000万円 海外:最高3,000万円 | 国内:最高5,000万円 海外:最高1億円 | 国内:最高1億円 海外:最高1億円 | 国内:最高3,000万円 海外:最高3,000万円 | 国内:最高5,000万円 海外:最高1億円 | 国内:最高1億円 海外:最高1億円 | 付帯なし | 国内:最高5,000万円 海外:最高1億円 |
年会費 | 税込1,375円 (ネット申込で初年度無料) | 税込11,000円 (ネット申込で初年度無料) | 税込33,000円 | 税込1,375円 (ネット申込で初年度無料) | 税込11,000円 (ネット申込で初年度無料) | 税込33,000円 | 税込1,375円 (ネット申込で初年度無料) | 税込11,000円 (ネット申込で初年度無料) |
追加カード年会費 | 税込1,375円 | 税込3,300円 | 税込6,600円 | 付帯なし | 税込1,375円 | 税込3,300円 | ||
追加カード発行可能枚数 | 公式サイトにて明記なし | 付帯なし | 公式サイトにて明記なし | |||||
ETCカード年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | |||||
ETCカード発行可能枚数 | 複数枚 | 1枚のみ | 複数枚 |
上記表の通り、JCB法人カードシリーズとJCB CARD Bizシリーズでは、ポイントによる還元サービスを採用しています。
どちらのシリーズも、ポイント還元サービスの基本的な内容は変わりありません。
ただ、JCB CARD Bizシリーズの場合、貯めたポイントをマイルに移行できます。そこまでマイル還元率が高い訳ではありませんが、どうしてもJCBの法人カードでマイルを貯めたいなら、JCB CARD Bizシリーズを選択する方が良いでしょう。
一方でJCBビジネスプラスシリーズは、キャッシュバックという非常に珍しい還元サービスを備えています。この還元サービスは、月間で使用した交通費や出張旅費に対してキャッシュバックが受けられるもの。
そのため、もし交通費や出張旅費の支払いだけでJCB法人カードを利用しようと考えているなら、JCBビジネスプラスシリーズはおすすめです。
ちなみに、JCB CARD Bizシリーズでは、追加カードを発行できません。また、ETCカードの発行可能枚数も1枚だけと非常に少ないです。
なので、従業員にもJCB法人カードを支給したいのであれば、他シリーズの導入をおすすめします。
JCBのポイント還元サービスについて解説
ビジネスプラスシリーズを除き、JCBの法人カードにはポイント還元サービスが備わっています。そのポイント還元サービスは、「OkiDokiポイント」。OkiDokiポイントでは、JCB法人カードの利用額1,000円に対して1ポイントを獲得できます。
この1ポイントは5円の価値があるため、JCBの法人カードはポイント還元率が0.5%となっています。
0.5%と言えば、法人カードの平均ポイント還元率と同じ値です。そのため、この還元率だけを見ると、そこまでポイントが貯めやすい法人カードとは言えません。
しかし、JCBの法人カードには、ポイントアップサービスが2つ付帯しています!
それらのポイントアップサービスを駆使すれば、他の法人カードより経費削減が期待できるでしょう。ここからは、JCBが提供するポイントアップサービスを2つ紹介します。
JCBスターメンバーズ
まず紹介するポイントアップサービスは、「JCBスターメンバーズ」です。
JCBスターメンバーズとはJCB法人カードの年間利用額に応じて獲得ポイント数がアップする特典のこと。いくつかのステージが設けられていて、達成する年間利用額によって獲得ポイント数の上昇率は異なります。
年間利用額 | ランク | 獲得ポイント数の上昇率 | ポイント還元率 |
---|---|---|---|
30万円以上 | 一般 | 10% | 0.55% |
ゴールド | |||
プラチナ | 20% | 0.60% | |
50万円以上 | 一般 | 20% | 0.60% |
ゴールド | |||
プラチナ | 30% | 0.65% | |
100万円以上 | 一般 | 50% | 0.75% |
ゴールド | |||
プラチナ | 60% | 0.80% | |
300万円以上 | 一般 | 対象外 | |
ゴールド | 60% | 0.80% | |
プラチナ | 70% | 0.85% |
上記の通り、JCB法人カードのランクによっても、獲得ポイント数の上昇率は変わってきます。
仮に、プラチナランクのJCB法人カードを年間300万円以上利用すれば、最大0.85%ものポイント還元率を実現可能です!法人カードの平均還元率より高い数値を実現できることから、ポイントは貯めやすいと言えるでしょう。
OkiDokiモール
おそらくJCB法人カードの導入を検討しているあなたは、ネットショッピングにて備品などを購入する機会もあることでしょう。
そういった方であれば、JCBの法人カードで効率的にポイントを貯めやすくなります!というのも、「OkiDokiランド」を利用することにより、JCB法人カードの獲得ポイント数が上昇するためです。
OkiDokiランドとは、JCBが運営するショッピングサイトのこと。様々な通販サイトが掲載されていて、Amazonや楽天市場といった有名どころも含まれています。
OkiDokiランドを経由して、これらのような通販サイトで買い物することにより、獲得ポイント数を最大20倍にすることが可能!
いつものネットショッピングにたった1つのステップを加えるだけでより多くのポイントが得られるため、JCBの法人カードを手にしたらぜひ活用してみてください。
全シリーズが共通して豊富なビジネスサポートサービスを付帯
JCB発行の法人カードが持つ魅力は、ポイントの貯めやすさだけではありません。信頼性の高いJCBが発行する法人カードだけあって、さまざまなビジネスサポートサービスを備えています。JCBの法人カードで利用できるサービスは、主に以下の通りです。
サービス名 | 内容 |
---|---|
弥生 | JCB法人カードの利用明細データをもとに、各種会計処理を自動で実行してくれるサービス。 |
freeeの優待サービス | クラウド会計ソフト「freee」が提供する特定のプランを初年度年会費15%OFFで利用できるサービス。 |
JCB.ANA@desk | 出張業務で役立つオンライン出張手配サービス。 |
エクスプレス予約 | 東海道・山陽新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービスである「エクスプレス予約」をJCB法人カードで利用できるサービス。 |
じゃらんコーポレートサービス | 日本最大級の宿泊予約サイト「じゃらん.net」が提供する宿泊プランを特別価格で利用できるサービス。 |
福利厚生倶楽部 | 保養所やスポーツクラブなどを特別価格で利用できる「福利厚生倶楽部」の優待サービス。 |
JCB法人カードに付帯する上記サービスの中でも、特筆するべきなのは「福利厚生倶楽部」を優待価格で利用できるサービスです。
福利厚生倶楽部とは、日本全国にある宿泊施設やスポーツクラブ、レジャー施設などを特別料金で利用できるサービスのこと。通常であれば、3万円~10万円の入会金に加え、従業員1人当たり1,000円~800円の月会費を支払わなければ利用できないサービスです。
しかし、JCBが発行する法人カードを所持していれば、この福利厚生倶楽部の入会金は無料!さらに、従業員1人当たりの月会費も約100円お得になるので、お得に福利厚生サービスを利用できます。
JCBのゴールド・プラチナランクではより上質なサービスを利用可能
上記で紹介したビジネスサポートサービスは、JCBが発行するほとんどの法人カードで利用できるサービスです。もちろん、導入するJCB法人カードのランクがゴールドやプラチナであれば、上記に加えてよりエグゼクティブなサービスが利用できます。例えば、ゴールド・プラチナランクのJCB法人カードには、空港ラウンジを無料で利用できるサービスが備わっています。
一般ランク以上のJCB法人カードで利用できる空港ラウンジの数は、国内32ヶ所・海外1ヶ所。国内であれば、全ての主要空港で空港ラウンジが利用できるので、より快適に出張へ向かいたい方はぜひ利用しましょう。
さらに、プラチナランクのJCB法人カードには、空港ラウンジサービスが付帯しています。それが、「プライオリティパスの無料発行サービス」です。
プライオリティパスとは、国内外1,300ヶ所以上にある極上の空港ラウンジを利用できるチケットのこと。プラチナランクのJCB法人カードがあれば、このプライオリティパスを無料で発行することができます。
なので、空港での待ち時間をより優雅なものにしたいなら、プラチナランクのJCB法人カードがおすすめです。
そして、ゴールド・プラチナランクのJCB法人カードを導入すれば、優待が受けられるレストラン予約サービスも利用できます。
このサービスを活用すれば、取引先との会食の際などに良い雰囲気を演出できるだけでなく、接待費の削減も狙えることでしょう!
他にも、ゴルフ場を手配してくれるサービスや、様々な要望に応えてくれるサポートデスクなど、ゴールド・プラチナランクに備わるサービスは非常に豪華。より高級なサービスを求める方は、ゴールド・プラチナランクのJCB法人カードを導入してみてはいかがでしょうか?
JCBのビジネスカードのメリットを解説
JCBの法人カードが持つメリットが気になりますよね。JCBと言えば、日本国内で人気を誇る法人カードの発行会社。多くのビジネスマンに愛されているだけあり、この発行会社の法人カードには数々のメリットがあります。
例えば、ポイントが貯めやすいところや、手厚い旅行傷害保険(利用付帯)を備えているところは、JCBの法人カードが持つメリットです。
この発行会社が作成する法人カードを導入すれば、様々な状況であなたをサポートしてくれることは間違いないでしょう。
もちろん、JCB法人カードのメリットは、これらだけではありません。どういった強みを持つのか詳しく知ることにより、JCB法人カードの魅力をさらに引き出せるはずです。
そこでこちらでは、JCBが発行する法人カードのメリットについて解説。この発行会社の法人カードを導入することによって、どういったメリットが得られるのか詳しく紹介します。
経費削減につながるJCBのおすすめポイント還元システム
JCBの法人カードが持つメリットと言えば、何といってもポイントが貯めやすいところです。通常、JCBの法人カードでは、1,000円の利用額に対して1ポイントを獲得することが可能。この1ポイントは5円相当の価値があるため、JCBの法人カードで実現できるポイント還元率は0.5%です。
一見、そこまで高い数値ではありませんが、JCBの法人カードにはいくつかのポイントアップサービスが備わっています。
それらのポイントアップサービスを上手く活用すれば、他の法人カードより効率的にポイントが貯めやすくなるでしょう。
例えば、JCBの法人カードを導入することにより、「JCBスターメンバーズ」と呼ばれるポイントアップサービスが利用可能です。
JCBスターメンバーズとは、法人カードの年間利用額に応じて、獲得ポイント数がアップするサービスのこと。仮に、JCBの法人カードを100万円~300万円年間で利用すれば、最大0.75%~0.85%のポイント還元率を実現できます。
最大0.75%~0.85%と言えば、法人カードの平均ポイント還元率である0.5%より高い数値です。平均以上のポイント還元率を実現できるため、経費削減が図りやすいメリットがあります。
他にも、ネットショッピングで獲得ポイント数を上げられたり、特定の提携店舗で得られるポイント数を引き上げられたりと、備わるポイントアップサービスはさまざま。
一般的な法人カードよりポイントが貯めやすいメリットがあるため、効率的にコストカットを狙えることでしょう!
旅行傷害保険(利用付帯)が付帯!出張時の万が一にJCBの法人カードが役立つ
ポイントが貯めやすいメリットの他に、JCBの法人カードには共通する特徴があります。それが、他の法人カードと比較して、補償の厚い旅行傷害保険を付帯している点です。例えば、JCBが発行する一般ランクの法人カードは、最高3,000万円もの旅行傷害保険(利用付帯)を備えています。しかも、付帯する旅行傷害保険は、国内外で適用されます。
国内旅行傷害保険を付帯する一般ランクの法人カードが少ない中、これほど高額な補償金額を備えるものは非常に珍しいです。
もちろん、ランクが上がれば、旅行傷害保険の補償金額も比例して上がります。
ゴールドランクのJCB法人カードには、国内最高5,000万円・海外最高1億円(利用付帯)の旅行傷害保険が付帯。一般的なプラチナランクの法人カードと変わらないほどの補償が備わっているので、出張時の万一にも備えられます。
さらに、プラチナランクのJCB法人カードには、国内外で最高1億円もの旅行傷害保険(利用付帯)が備わっています。
加えて、家族特約(※)も付帯しているため、旅先で家族に万が一のことがあっても対応できるのもメリットのひとつ。
(※ 家族特約とは、JCB法人カードの所持者だけでなく、その家族の方も補償の対象になる保険のこと)
このように、他の法人カードと比較して、より手厚い旅行傷害保険が付帯しているところも、JCB法人カードが持つメリット。JCBの法人カードを導入すれば、出張に向かいやすいことでしょう!
豊富なビジネスサポートサービスもJCBの法人カードのメリット
JCBが提供するさまざまなビジネスサポートサービスを利用できるところも、この発行会社の法人カードを導入するメリットと言えます。JCBの法人カードを導入することで利用できるビジネスサポートサービスは、基本的に以下の通りです。
サービス名 | 内容 |
---|---|
福利厚生倶楽部 | 保養所やスポーツクラブなどを特別価格で利用できる「福利厚生倶楽部」の優待サービス |
じゃらんコーポレートサービス | 日本最大級の宿泊予約サイト「じゃらん.net」が提供する宿泊プランを特別価格で利用できるサービス |
弥生 | JCB法人カードの利用明細データをもとに、各種会計処理を自動で実行してくれるサービス |
エクスプレス予約 | 東海道・山陽新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービスである「エクスプレス予約」をJCB法人カードで利用できるサービス |
freeeの優待サービス | クラウド会計ソフト「freee」が提供する特定のプランを初年度年会費15%OFFで利用できるサービス |
JCB.ANA@desk | 出張業務をで役立つオンライン出張手配サービス |
上記のサービスに加え、ゴールドやプラチナランクのJCB法人カードでは、さらに上質なサービスを利用できます。
ゴールド・プラチナランクのJCB法人カードに備わる高級なサービスの中でも、空港ラウンジに関するサービスもおすすめです。
ゴールド・プラチナランクのJCB法人カードがあれば、国内32空港・海外1空港に設置されているラウンジを無料で利用することが可能。空港にある待合室より快適な空間になっているため、飛行機搭乗までの待ち時間を快適に過したい方におすすめです。
しかも、プラチナランクのJCB法人カードには、プライオリティパスの無料発行サービスが付帯しています。
プライオリティパスとは、国内外1,300ヶ所以上ものVIP空港ラウンジを無料で利用できるサービスのこと。
プラチナランクのJCB法人カードがあれば、このプライオリティパスを無料で発行できるので、待ち時間をより優雅で有意義なものにできることでしょう。
これらの他にも、レストランで優待を受けられたり、ゴルフ場を手配してくれたりと、ゴールド・プラチナランクのJCB法人カードに付帯するサービスは様々。当然ながら、一般ランクよりも質の高い特典が備わっているため、ゴールド・プラチナランクの方が付帯サービスによるメリットは獲得しやすいはずです。
追加カードの発行サービスがおすすめ
おそらくJCB法人カードのメリットについて知りたいあなたは、複数の従業員に追加カードを支給したいと考えているかもしれません。そんな方であれば、JCBの法人カードを導入することによって、メリットを獲得できることでしょう。
というのも、JCBの法人カードは、追加カードの発行サービスも付くためです(※)。
(JCBが発行する「CARD Bizシリーズ」では、追加カードを作成できないので注意してください)
なんと、JCBの法人カードでは、追加カードを複数枚発行することが可能!複数枚発行できるため、追加カードを支給したい従業員に持たせられます。
例えば、一般ランクのJCB法人カードを導入したとします。この場合、税込1,375円の低年会費で追加カードを作成可能です。
コストを抑えながらも、経費処理の簡略化が期待できるため、一般ランクのJCB法人カードを導入するメリットは大きいと言えます。
一方で、ゴールドランク以上の法人カードであれば、追加カードを支給した従業員も同様に質の高いサービスが利用できるメリットがあります。
もちろん、一般ランクより充実した旅行傷害保険(利用付帯)が利用できるだけでなく、空港ラウンジに関するサービスやレストランの優待サービスも利用可能です。
そのため、ゴールド・プラチナランクのJCB法人カードで追加カードを発行すれば、事業の福利厚生を強化できることでしょう。
JCBの法人カードを比較する際のポイント
ここからは、JCBの法人カードを選ぶとき比較すべき要素を紹介します!還元サービス
1つ目の比較項目は。還元サービスです。上述した通り、JCBの法人カードは種類毎に還元サービスが異なります。そのため、種類を比較するときは還元サービスを重視されるのがおすすめです。
例えば、ビジネスプラスは出張費や交通費において力を発揮するタイプ。移動機会の少ない人にはおすすめできませんが、反対の人は恩恵を受けやすくなっています。
一方で「オリジナル」や「CARD Biz」は還元サービスにポイントを採用。様々なシチュエーションで還元を受けられるので、移動の少ない方と相性が合います。
このように、受けられる還元量が種類によって大きく異なります。そのため、JCBの法人カードを作るときは、還元サービスを第一に比較すると良いでしょう!
追加カードの発行サービス
次に比較すべきは、追加カードの発行を行えるかの確認。なぜなら、追加カードを作れないJCBの法人カードもあるからです。追加カードを作れないJCBの法人カードは「CARD Biz」のシリーズ。従業員に法人カードを配布しようとしていた方は、他の種類を選びましょう。
追加カードを比較するときですが、このときは年会費の比較も重要。というのも、親カードのによって追加カードの年会費が異なるからです。
追加カードを大量に作成予定の場合、コストが大きくなるので注意。想定利用額など加味したうえで、バランスの良いJCB法人カードを比較して選びましょう。
各ランクの年会費
3つ目の比較項目は、各JCB法人カードの年会費。年会費はランク毎に大きく異なるため、比較すべきです。例えば「JCB一般法人カード」の年会費は、税込1,375円。対して「JCBゴールド法人カード」なら税込11,000円、また「JCBプラチナ法人カード」なら税込33,000円と跳ね上がります。
ランクの高い法人カードほど性能も良いため、費用対効果を見込めるなら十分におすすめです!
そうでない場合、損失を生んでしまうため、年会費 (費用対効果) は比較しましょう。
各ランクの付帯サービス
最後に比較すべきは、ランク毎の付帯サービス。上述した通り、高ランクのJCB法人カードほど性能もサービスも良いため、比較すべきです!例えば、ゴールド以上だと空港ラウンジを無料で利用できるサービスが付帯。また旅行傷害保険(利用付帯)は、高ランクのJCB法人カードほど高額補償+補償内容が充実しています。
他にも、レストラン優待など独自の特典が高ランクのJCB法人カードには完備。法人カードに豪華なサービスを求める方は、そういった点も比較してみてください!
ニーズ別におすすめのカードを紹介
こちらでは、JCBの各法人カードの中から、ニーズ別におすすめの1枚を紹介します。初めての導入におすすめなのはJCB法人カード(一般)
- 年会費:税込1,375円
- 申し込み:18歳以上の法人 / 個人事業主
- 独自に調査した審査通過率は約60%!
- 最大0.75%のポイント還元率を実現可能!
- 最高3,000万円の旅行傷害保険(利用付帯)が付帯
まず、おすすめのJCB法人カードとして紹介するのが、「JCB一般法人カード」!
これは、初めてJCBの法人カードを導入する方におすすめの1枚です。
JCB一般法人カードが初めての方におすすめである最大の理由は、審査の間口が広いと推測できるからです!なんと、このJCB法人カードの審査通過率(※)は約60%。
(※ 審査通過率とは、当サイトが独自に集めた申し込みデータをもとに算出した審査の甘さを数値化したもの)
一般的な法人カードの審査通過率は約45%ですから、それと比較して約15%も高い数値を誇っています。約60%の審査通過率と言えば、このJCB法人カードに申請した半分以上の方が所持できていることを表しています。
JCBが発行する他の法人カードと比較しても高い数値であるため、初めての方でも申し込みやすいでしょう!
もちろん、JCB一般法人カードの魅力は、審査の間口の広さだけではありません。ポイント還元率の高さも、このJCB法人カードが持つ特徴の1つです。
JCB一般法人カードで実現できるポイント還元率は最大0.75%!
法人カードの平均ポイント還元率である0.5%と比較すると、高い数値を誇ることがわかります。そのため、初めてJCBの法人カードを導入する方でも、ポイントを獲得しやすいはずです!
そんなJCB一般法人カードには、比較的手厚い旅行傷害保険が付帯しています。
このJCB法人カードに備わる旅行傷害保険は、国内外で最高3,000万円(利用付帯)の補償が受けられるもの。万が一、出張中に手術や入院をすることになっても、その治療費をしっかりと補償してくれます。
これだけの魅力を備えながらも、JCB一般法人カードの年会費はたったの税込1,375円。しかも、ネットから申し込めば、初年度の年会費が無料になるキャンペーンも実施中です!
導入してから1年間はお試し感覚でこのJCB法人カードを利用できるため、初めて導入する1枚に悩んでいる方は、ぜひ検討してみてください!
JCB一般法人カードの詳細を確認する
ステータス性や性能面が高いのはJCBプラチナ法人カード
- 年会費:税込33,000円
- 申し込み:18歳以上の法人 / 個人事業主
- ブランド力を持つJCBのプラチナ法人カードだからこそステータス性も高い!
- プラチナランクらしい上質なサービスが数多く付帯
- 日本全国のレストランで優待が受けられる「グルメ・ベネフィット」が付帯!
きっと、性能が良いなのはもちろんのこと、ステータス性が高いJCBの法人カードを探している方も少なくないと思います。
そんな方におすすめなのが、「JCBプラチナ法人カード」。法人カードで最高ランクに当たるプラチナランクであり、ステータス性・性能面ともに高い1枚です。
JCBプラチナ法人カードは、JCBが作成するカードの中で歴史が長いJCB法人カードシリーズのプラチナランク。JCBが初めて作成したシリーズの最高ランクに当たるため、この法人カードの知名度や信頼性が高いと評判です。
しかも、JCBプラチナ法人カードの券面には、黒を基調とした重厚感あるデザインが採用されています。これは、個人向けに発行されているJCBのブラックカードと同じデザイン。
そのため、このJCB法人カードを見たほとんどの方が、高いステータス性を感じるはずです!
例えば、JCBプラチナ法人カードを接待の場で使用したとします。そうすれば、取引先の方などに経営が順調であると判断してもらえるかもしれません。
結果として、商談が良い方向に進む可能性もあるため、ステータス性が高いこのJCB法人カードを導入するメリットは大きいと言えるでしょう。
それだけでなく、JCBプラチナ法人カードには高級なサービスが備わっている強みがあります。備わるサービスの中でも、「グルメ・ベネフィット」と呼ばれるレストランの優待サービスはお得です!
グルメ・ベネフィットとは、国内にある対象レストランにて2名以上でコース料理を予約すると、1名分の料金が無料になるサービスのこと。このサービスを活用すれば、接待の際のコストカットが期待できます。
その他にも、コンシェルジュサービスが利用できたり、プライオリティパスの無料発行サービスが備わっていたりと、魅力的なサービスが数多く付帯。年会費は税込33,000円と少々高額ですが、このJCB法人カードを導入すれば、掛かるコスト以上の価値が見出せることでしょう!
JCBプラチナ法人カードの詳細を確認する
どうしてもマイルを貯めたいならJCB CARD Biz(一般)
- 年会費:税込1,375円
- 申し込み:18歳以上の法人代表者または個人事業主(フリーランス、副業含む)
- JCBが作成する法人カードシリーズの中でマイルを貯められる!
- マイル還元率は0.3%!
- 一般ランクとは思えない最高3,000万円の旅行傷害保険(利用付帯)が備わる!
「JCB CARD Biz一般」は、JCBの法人カードでどうしてもマイルを貯めたい方におすすめ!
というのも、この法人カードは、JCBが作成する3種類のシリーズの中でポイントをマイルに移行できるカードだからです。
JCB CARD Biz一般は、貯めたポイントをANA・JALマイルに移行できる法人カード。500ポイント以上を貯めることによって、1ポイント当たり3マイルのレートで交換できます。
このレートをマイル還元率に直してみると、0.3%の値です。
0.3%のマイル還元率は、マイルが貯められる他の法人カードと比較して、そこまで特徴的ではありません。ただ、JCBの法人カードでどうしてもマイルを集めたいなら、おすすめの1枚と言えます。
こうして貯めたマイルは、飛行機のチケットに交換できたり、座席のアップグレードに消費できたりします。コストを掛けずにエアーチケットなどを入手できるので、経費削減に繋がるはずです。
とはいえ、0.3%のマイル還元率だと、交換に必要なマイルを貯めるのは難しいことでしょう。そのため、JCBの法人カードでマイルを貯めたい方でなければ、JCB CARD Biz一般はおすすめできません。
3つあるシリーズの中でマイルを貯められるJCB CARD Biz一般。JCBの法人カードでどうしてもマイルを貯めていきたい方であれば、導入を検討してみてはいかがでしょうか?
JCB CARD Biz一般の詳細を確認する
交通費や出張旅費の支払いにおすすめのJCBビジネスプラス法人カード
- 年会費:税込1,375円
- 申し込み:18歳以上の法人 / 個人事業主
- 出張旅費や交通費に対して年間で最大18万円のキャッシュバックが受けられる!
- 最大3.0%の高還元率を実現できる!
- 追加カードを複数枚発行できる
法人カードを導入する目的は、出張旅費・交通費の支払いがメインである方に、「JCBビジネスプラス一般法人カード」はおすすめです!
このJCB法人カードでは、ポイントではなくキャッシュバックによる還元サービスを採用。なんと、このJCB法人カードの月間利用額によっては、最大3.0%の還元率を実現できます!
ただ、最大3.0%のキャッシュバック率を実現するためには、月間100万円もの利用が必要です。この月間利用額として計算されるのは、「出張旅費・交通費・接待費・通信費」として利用した分のみ。
それで月に100万円もの利用を達成しなければいけないため、ハードルは高いです。しかも、キャッシュバックの対象となるのは、「出張旅費・交通費」の利用分だけ。このJCB法人カードを他の支払いでいくら利用したとしても、キャッシュバックは受けられません。
とはいえ、出張旅費や交通費などの支払いがメインの場合、クリアできるはずです。
そのため、このJCB法人カードは、出張などを人一倍行う方におすすめの1枚です。
さらに、JCBビジネスプラス一般法人カードには、魅力的な追加カードの発行サービスが備わっています。このJCB法人カードは、追加カードを複数枚発行可能!
また、ETCカードも複数枚作成できるため、抱える従業員に法人カードやETCカードを支給することもできます。
これによるメリットは、最大キャッシュバックを受けるために必要な月間利用額の達成が比較的楽になる点。もちろん、従業員が追加カードで支払った交通費なども月間利用額として計算されるため、より簡単に条件をクリアできることでしょう!
このように、出張旅費や交通費の削減が狙えるJCBビジネスプラス一般法人カード。出張旅費や交通費などの支払いが多い方には特におすすめなので、ぜひ導入を検討してみてください!
JCBビジネスプラス一般法人カードの詳細を確認する
審査情報と申し込みの流れを解説
低年会費にも関わらず、高いポイント還元率や手厚い保険サービスを付帯した「JCB一般法人カード」。
そんなJCB一般法人カードを発行しようと思った際、やはり審査についての情報が気になるのではないでしょうか?
JCB一般法人カードは一般ランクの法人カードということもあり、「他のランクよりは比較的審査に通りやすいのでは?」と思っているかもしれません。
そこで当サイトが各法人カードの審査通過率を独自調査。その結果を基に作成したランキングではJCB一般法人カードは高い順位に選出されました。
ここからは、そんなJCB一般法人カードの審査情報について徹底解説!審査項目や独自調査から導き出した発行のしやすさなどを紹介してきます。
JCB一般法人カードの審査について知るためにも、まずは申し込みから発行までの流れから理解しておきましょう!
発行されるまでの一連の流れ
JCB一般法人カードが発行されるまでには、申し込んでから以下のように手順が進んでいきます。- 申込画面から申し込みを行う
- 送信された情報を基に、発行会社が審査を行う
- 審査通過後、発行会社から「JCB法人カード入会申込書(自署・捺印届)」が送られてくる
- 「JCB法人カード入会申込書(自署・捺印届)」を記入し、本人確認書類と共に返送する
- 手続きが完了し、JCB一般法人カードが送られてくる
上記の流れからわかるように、JCB一般法人カードの審査は基本的に申込画面で入力した情報を基に行われます。
ただし、審査通過後でも入力情報と本人確認書類に差異があれば、再審査の可能性があるので、入力情報を誤らないように注意してください。
JCB一般法人カードの審査では申込画面で入力した情報が重要となるとわかれば、気になるのは何を記入するかではないでしょうか?
その疑問に応えるため、次に申込画面で入力する必要情報について紹介します!
申込画面で入力する情報とは
JCB一般法人カードを申し込む際、様々な情報を申込画面に入力します。そのなかでも、審査に大きく関わってくる可能性が高いものを抜粋してみました。- 資本金
- 従業員数
- 設立年月または開業年月
JCB一般法人カードの申込画面では、上記のような情報は入力するものの、年収や経営状況は入力する必要がありません。
そのため、実は審査される項目は少ないのです!しかも、上記で挙げた資本金と従業員数は任意入力となっているので、入力しなければいけない情報ではありません。
ただし、できる限りの情報を記載した方が信頼性は高まる可能性があるので、基本的には記載するようにしましょう。
独自調査によって判明した通りやすさ!
当サイトでは、申し込みデータや口コミなどを基に、JCB一般法人カードの審査通過率を算出。その結果、JCB一般法人カードの審査通過率は約60%であることが判明しました!
約60%という審査通過率は、法人カード全体で2番目の数値。全体の平均値が約45%だったことを考えると、JCB一般法人カードの審査通過率の高いがわかることかと思います。
これほど審査通過率が高い要因としては、審査落ちの原因となりやすい経営状況などの情報を伝える必要がないからかもしれません。
審査で「年収」や「経営状況」などを調べる法人カードもあるので、それと比較するとJCB一般法人カードは審査の間口が広いと思われます!
魅力的な法人カードはJCB以外にもたくさん
ここまでで、JCBが発行するおすすめの法人カードを用途別に紹介しました。導入すべきJCB法人カードがわからない場合は、ぜひ紹介した4枚から選んでみてください!
ただ、法人カードを導入する際は、より多くの選択肢から選ぶことが大切です。
選択肢が多ければ、自分に合った法人カードかどうか見極めやすくなります。よりぴったりな1枚を導入できる可能性が上がるので、できる限り色々な法人カードを見てみることをおすすめします。
そこで、視野を広げるために他の法人カードも確認しておきたいのなら、当サイトを活用してみてはいかがでしょうか?
JCBが発行するものも含め、おすすめの法人カードは数多くありますから、今回紹介したもの以上にあなたに合った1枚が見つけられるかもしれません。
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