法人カードを使い、この交通系ICカードにチャージを行えるのか、気になる方は多いことでしょう。
結論を言うと、特定のサービスを活用すれば、法人カードでもSuicaへのチャージが行えます!現金とは違い、よりスマートにチャージを行えるので、法人カードを導入したら、そのサービスへの登録をおすすめします。
ただ、残念ながら法人カードでは、オートチャージ機能が使えません。逐一、Suicaの残高を確認する必要があるため、覚えておきましょう。
今回は、法人カードでSuicaへのチャージを行う方法について解説!どういったサービスを活用することにより、法人カードでSuicaにチャージできるのか、また得られるメリットなどもお伝えします。
最後には、Suicaへのチャージが行えるおすすめの法人カードを紹介するので、ぜひチェックしてみてください!
目次
法人カードでチャージする方法を解説!
早速、法人カードでSuicaにチャージする方法を紹介します。Suicaへのチャージを法人カードで行う方法は、非常に簡単。「モバイルSuica」というスマホアプリに法人カードを登録すれば、Suicaへのチャージを行えます。
モバイルSuicaとは、JR東日本が提供しているスマホアプリ版のSuicaのこと。iPhone・Androidどちらの端末にも対応していて、アプリをインストールしたのち、簡単な会員登録を済ませば利用できます。
モバイルSuicaを活用した法人カードでのチャージ方法は、以下の通りです。
- モバイルSuicaを起動する
- 「Suica一覧」タブを選択後、画面下部にある「入金(チャージ)」をタップする
- 登録している法人カードを選択してチャージを行う
上記の通り、たった3つのステップを踏むだけで、モバイルSuicaを介して法人カードでチャージが可能です。ものの数秒から数十秒で全てのステップが完了するため、Suicaへのチャージを簡単に行えるはずです。
モバイルSuicaに対応しているのは、iPhoneの場合シリーズ7以降の端末。 Androidの場合は、Android6.0以上で且つおサイフケータイアプリ(6.1.5以上)に対応している端末に限ります。
オートチャージには対応していない!その理由は?
残念ながら、法人カードでは、Suicaのオートチャージ機能を利用できません。というのも、法人カードでSuicaのオートチャージ機能が利用できると、不正利用が頻発してしまう可能性が高いからです。
Suicaのオートチャージ機能とは、改札を通過する際に残高が不足していると、自動でチャージしてくれるもの。ただ便利な反面、オートチャージ分に関しては、「誰が・どこで・いつ」利用したのか確認できないというデメリットがあります。
オートチャージ分の内訳が確認できないということは、公私の区別が付けられないということ。
仮に、法人カードがSuicaのオートチャージ機能に対応していたとすると、従業員がプライベートで利用したとしても見分けられません。こういった従業員による不正利用のリスクが非常に高いため、法人カードではオートチャージ機能が利用できないという訳です。
とはいえ、法人カードをモバイルSuicaに登録すれば、スマホで楽に残高をチェックできます。また、法人カードでのチャージも数秒で完了するため、オートチャージ機能が利用できなくても、不便に感じることはないでしょう。
モバイルSuicaに登録する方法とは?
モバイルSuicaを利用するためには、アプリのインストール後、会員登録を済ませなければいけません。モバイルSuicaの登録手順は、以下にまとめています。
- 「Apple Store」or「Google Play」からモバイルSuicaをインストールしたのち起動する
- 初期画面の中から「新規入会登録」をタップする
- 利用規約が表示されるので「会員規約・利用規約に同意する」を選択後、「会員情報入力へ」をタップする
- 「氏名」などの基本情報を入力後、「各種設定へ」をタップする
- モバイルSuicaのパスワードなどを設定したのち、「クレジットカード情報入力へ」をタップする
- 法人カードのカード番号やセキュリティコードなどを入力後、「確認画面へ」をタップする
- ここまでで入力した情報を確認後、間違いがなければ「登録する」をタップする
- モバイルSuicaの登録が完了!
ステップ自体は多いものの、どれも簡単なものばかりです。
そのため、モバイルSuicaの登録自体は5分程度で完了することがほとんどです。
ちなみに、すでにSuicaの定期券を所持している場合、若干登録方法が異なります。上記の5番に当たるステップにて、「定期券をモバイルSuicaに切り替える」というボックスにチェックを入れる必要があるので注意してください。
モバイルSuicaに登録できる法人カード
モバイルSuicaを活用すれば、法人カードでもチャージが行えます。ただ、どんな法人カードでも、モバイルSuicaに登録できるという訳ではありません。モバイルSuicaに登録できるのは、JR東海の「ビューカード」や「エクスプレスカード」。また、以下5種類の国際ブランドの内、どれか1つを採用している法人カードです。
- JCB
- VISA
- Mastercard
- American Express
- Diners Club
基本的に、日本で発行できる法人カードの多くは、上記5つの国際ブランドの内、どれか1つは採用しています。なので、モバイルSuicaに登録できる法人カードを見つけるのは、それほど難しいことではありません。
上記の国際ブランドを採用していたとしても、海外で発行された法人カードは、モバイルSuicaに登録できません。
魅力的なメリットを獲得できる!
モバイルSuicaを活用することにより、Suicaへのチャージが行える法人カード。きっと、法人カードをモバイルSuicaに登録することにより、どういったメリットが得られるのか知りたい方もいることでしょう。
まず、モバイルSuicaに法人カードを登録すれば、時間の節約が期待できます。
通常、Suicaにお金をチャージするためには、駅に設置されている券売機を使用しなければいけません。券売機を使用しなければいけないということは、わざわざ駅に赴く必要があるということ。
加えて、券売機を操作する時間も掛かるため、Suicaへのチャージだけで多くの時間を費やしてしまいます。
しかし、法人カードでSuicaにチャージする場合、これらの作業は発生しません。スマホから数秒でSuicaへチャージできるので、ビジネスマンの貴重な時間を節約できます。
また、切符を購入したり、Suicaへチャージしたりするための現金を持ち歩く必要がなくなるというのも、メリットの1つです。
さらに、法人カード自体も携帯しておく必要がありません。結果として、法人カードの紛失や盗難といったリスクを下げられるので、不正利用の防止に繋がります!
ちなみに、モバイルSuicaでは、スマホで24時間365日Suicaの残高を確認可能です。そのため、残高不足によって改札が通れないというトラブルは、そう起きないことでしょう。
Suicaとの併用におすすめ法人カード
Suicaにチャージできることはわかったものの、どんな法人カードを導入すれば良いのか、悩んでしまう方が多いのではないでしょうか?そんな方に、今回おすすめとして紹介するのが「オリコEXGold forBiz」です。
この法人カードは、国際ブランドを「VISA」と「Mastercard」の2種類から選択可能。どちらの国際ブランドでも、モバイルSuicaに登録できるので、どちらを選んでも構いません。
ただ、特にこだわりがないのであれば、MastercardのオリコEXGold forBizをおすすめします。
これは、Mastercardを選択した場合、この法人カードに「招待日和」というレストラン予約サービスが備わるためです。
招待日和とは、対象となっている高級レストランや料亭を2名以上で予約した際、1名分のコース料理が無料になるというサービス。利用するお店によっては、1万円以上もの食事代を節約できるかもしれません!
接待費を削減できることもあるサービスが備わることから、この法人カードの国際ブランドにはMastercardを選ぶようにしましょう。
そんなオリコEXGold forBizの強みは、レストラン予約サービスが備わるだけではありません。法人カードの中でも高いポイント還元率を実現できるところも、大きな魅力の1つです。
なんと、この法人カードで実現できるポイント還元率は最大1.2%!年間200万円以上の法人カード利用があれば、このポイント還元率を実現できます。
そこまで難しい条件が設定されている訳ではないので、多くの方が効率的なポイント集めを狙えることでしょう。
これほどのサービスや性能を備えながら、オリコEXGold forBizの年会費はたったの税込2,200円!
しかも、初年度は年会費無料で導入できます。なので、Suicaへのチャージに利用する法人カードを探している方は、ぜひオリコEXGold forBizの導入を検討してみてください!
オリコEXGold forBizの詳細
他にもおすすめはある!こちらも要チェック
ここまでで、法人カードでSuicaへのチャージを行う方法について解説しました。上述した通り、日本で発行できる法人カードの多くはモバイルSuicaに登録できるので、他の選択肢も確認して導入する1枚を決めてください!
そこで、他の選択肢をチェックする際、参考にして欲しいのが当サイトです。
当サイトでは、50枚以上にも及ぶ法人カードの情報を掲載しています。もちろん、モバイルSuicaと紐づけられる法人カードも数多く紹介しているので、きっとあなた好みの1枚に出会えるはずです!
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